長島温泉 (浦安)

 昭和38年(1963)この地で天然ガスの掘削を試みていた富山県の大谷伊佐氏が地下約1500mのところから温泉を掘り当てた。
この温泉湧出を機に長島観光開発(株)が設立され、翌39年11月総合レジャーランド「長島温泉」が誕生した。
温泉は約60℃のアルカリ性単純泉で、1日1万トンの湧出量がある。

 現在では遊園地総合レジャーランド「ナガシマスパーランド」、日帰り大自然露天風呂「湯浴みの島」、夏季に開設される「ジャンボ海水プール」、「ホテル花水木」を始め3軒のホテル・旅館などからなり一日約7千人の観光客で賑わう。「ホテル花水木」には昭和44年(1969)建立の山口誓子の句碑「炎天に湯が湧く昭和盛んな世」がある。

 また平成14年(2002)、隣接地に当地と地理的条件の似ている米国ミシシッピー川下流域のニューオリンズをイメージしたアウトレットモール「長島ジャズドリーム」が開設された。