日本の神話・『古事記』を楽しむ会
講師は、『古事記のものがたり』の著者
小林晴明&宮崎みどり。


日本の神話『古事記』を楽しむ会。(入門編)
各教室の受講料は3000円です
古事記を楽しむ会のポリシー

◎「古事記」は、日本人の魂の原点です。
特に「神代の巻き」は「日本の神話」として世界に誇れるお話です。

 春夏秋冬と豊かな自然に恵まれて営々と命を繋いできた私たちの祖先は、風や虫の声、木の葉のそよぎにさえ命(もののあわれ)を感じ、常に大自然と対話をしながら暮らしてきました。

 このように日本人は昔から、自然を人間と対等のもの(神)として厚く敬いながら四季の巡りに順応し、人間らしくたのしくおおらかに生活していました。

『古事記』の中にはその先人たちの知恵や暮らしぶりがいっぱい伝わっています。
特に神代の巻には祖先たちが自然と共存し、人間らしく、いきいきと生活していた頃のお話が神話として描かれ、その知恵はいまもさまざまに形を変えながら日本人の生活習慣や文化として受け継がれているのです。

 人間は、大自然と余りにもかけ離れた生活をしていると、いつの間にか心が荒んでしまうと言われています。
自然を大切にし、仲良く暮らさないとやがては大災害や天災など、自然からのしっぺ返しがやってきます。私たちはもう一度、魂の原点に立ち返り、先人の英知が凝縮されている『古事記』に学ばなくてはいけない時代になったのではないでしょうか?

 神道の神と英語のゴッドは同じ概念ではありません。
西洋の宗教(一神教)には教祖や教義があり、それが対立の一因となるのですが、日本の神道(八百万の神)には教祖も教義もありません。
神道は宗教というよりも日本人の生活習慣(文化)そのものであるといえるのです。

 日本人は古代から神はおそれ多く、またその反面恵みを与えてくれる存在として畏怖し、山や海、滝や木、岩や泉などの自然そのものを神として厚く敬ってきました。 そのため「自然を征服する」などという西洋式の発想は古代の日本にはありませんでした。

『古事記』の中の神々が私たちに語りかけているものは何でしょう?

『古事記』の勉強会というと「堅苦しく苦手だ」とお考えの方がいらっしゃると思います。
私たちは皆さんと共に神代の時代にまで想像力と心をはばたかせ『古事記の中の神々が私たちに語りかけてくる』声を聞きたいと思っています。

たとえば、
自分たちの生まれた国はどんなだっただろう?
どんな暮らしや考え方をしていたのだろう?
日本人はどのようにして生まれたのだろう?
日本の国の神話には何がかかれているのだろう?
身近にある神社の御祭神はどんな神様だったのだろう?
などといったいろんなお話を、『古事記』を通して学びたいと考えています。

 1300年前に書かれた『古事記』の中に語られている神話は、大地の中にしっかりと生き、自然と向き合いながら生活していた神々の姿がほのぼのと見えてくる面白く楽しいお話がいっぱいです。この機会に、日本の神々のことや、古代人のあるがままの姿と知恵と感性に触れてください。

◎天武天皇の命を受けて稗田阿礼(ひえだのあれ)が伝承していた「神がたり」を太安万侶(おおのやすまろ)が編纂し元明天皇に献上した(712年)日本最古の歴史書です。
では、古事記はどのような時代背景の下に編纂されたのでしょうか? また、神代の巻(神話)の中にはいったい何が書かれているのでしょうか? 

古事記を楽しむ会・主催古事記研究家(小林晴明・宮崎みどり)