今年は春から、金・銀制覇したの巻き!
 

青空の下、金色に輝く雪化粧の金閣・銀閣
平成23年1月2日
大晦日からの急激な冷え込みのため、日本海側に大雪をもたらした寒気団ですが、世界遺産の金閣寺・銀閣寺を、すばらしい景観に変身させてくれました。

今年の元日は、金剛葛城の山頂にはうっすらと雪に覆われて、余りの寒さに午前中に氏神様の一須賀神社に初詣に行き、その後は一日中家の中でぬくぬくと過ごしていました。

でもせっかくのお正月なのでどこかに出かけようということに。
そこで晴明さんが「今年はまず、金と銀を制覇するぞ!」と、言い出し、2日の日に京都に向かいました。

さすが、世界的な観光地・京都!
JR駅前のバス乗り場はどの路線も長蛇の列。うひゃ〜。

高速道路の渋滞を避けてせっかく電車で京都にやってきたのに……。
と、いささか、かっかりしている私の心の中を見透かしたように、晴明さんがタクシー乗り場に!!

一路タクシーで北野の金閣寺へ(*^。^*)

運転手さんが京都の裏道を熟知している人だったので、混雑をさけて、路地裏をスイスイ。
お昼前にはお目当ての金閣寺に到着でした。

運転手さん曰く「京都の冬は寒くて有名ですが、お正月に雪が降るのはとても珍しいんですよ。それに元日は寒波の影響で曇り空だったのですが、今日は青空で風も穏やかだし、きっと、まだ雪も残っていると思うのでラッキーかも知れませんね」とのこと。

その言葉通り、黄金に光り輝く金閣寺にお目にかかることができました。
大晦日から元日にかけてに降る雪は「瑞雪」と言って五穀豊穣の吉祥だそうですよ。
今年はきっとすばらしい年になる予感がしてきました。(*^。^*)

京都市内の雪はすでに溶け出していたのですが、金閣寺のある北野の鹿苑寺周辺は池に氷も残って、まるで絵葉書をみているような絶景にうっとり。

さすが、京都。海外からの観光客も多かったのですが、人々の間からは
「わぁ〜〜!!きれい!!!」と、ため息にも似た歓声があちこちから上がっていました。
   
・正面からはおなじみですが裏側からの写真も美しいですね。
・ちょうど、真上に飛行船が飛んできました。空から雪の金閣寺見物でしょうか?
・金閣寺と銀閣寺のチケットです。お守り札になっています


 
雪の銀閣寺、銀砂灘と向月台。

さて、金閣寺を堪能して、次もタクシーで銀閣寺に。

一般的に銀閣寺は金閣寺に対して地味、というか、銀のひとかけらもなく、見劣りがして、あまり人気はないと言われています。

でも、
この日は残雪と雪化粧の効果もあって、本当に綺麗でした。
銀閣寺のある東山慈照寺周辺は山が近いので、気温も低く、境内には写真の様に雪もたくさん残っていました。

本来、観音殿(銀閣)は銀閣寺の正面に見える東山連山の一つ月待山から昇る中秋の明月を鑑賞するための建物だったそうです。

昨年4月に三年ががりで修復を終えた銀閣寺ですが、創建当時、軒は彩色が施され壁にはガラス質のミョウバンが混ざった白土で塗られた白亜の楼閣だったようです。

そしてさらに驚くことは、月の出に合わせて月見の場所を一階から二階〜野外の別の建物へと場所を移し、最後は外から月光に輝く銀閣を眺めるという、すばらしい仕掛けがされています。

池の真ん中辺りにある小さな丸い石が(写真下左)中秋の名月(満月)の時に月と石が重なること。
月の移動に合わせて月を追いかけながら二階からも観月できること。
……など、いろいろ想像を逞しくしながら銀閣寺を散策することができて、銀閣寺の深さをじっくり堪能することができました。

応仁の乱などで、政争に明け暮れる権力の座を投げ出し、東山に隠居して茶の湯、生け花、香道などの東山文化の要となった八代将軍足利義政の侘び寂びの心に少しはふれることができたような気がします。

それにしても晴明さんは始めての金閣・銀閣だったそうですが、一回目で雪化粧の金・銀を堪能できるというのもすごい幸運なことですね。

 
・池の真ん中にある丸石が東山から昇る中秋の名月の位置。(写真左)
・中腹に上がると真上から京都の北側の町並みが一望でき、はるかに北野の金閣寺方面も望めます。


 八神社



八神社前で、
かわいい雪うさぎ家族に遭遇



銀閣寺を出て、左側をふと見ると鳥居が! ついつい誘われてお参りしたのですが、石碑に八神社とありました。

八? って何かなぁ〜??と、思いながら拝殿にお参りしたら、
なんと、なんと、宮中の賢所に奉祭されている神々と同じ、鎮魂八神(タカミムスビ・カミムスビ・イクムスビ・タルムスビ・タマツメムスビ・オオミヤメの神・ミケツ神・コトシロヌシ)をお祀りしているすごい神社でした。

ちょうど詩吟の奉納がされていたのですが、私たちが手を合わせたとたんに、「金、銀のぉ〜〜〜」という歌詞の朗詠が始まったので、びっくり。

参拝後、かわいい巫女さんからにごり酒のお神酒のふるまいを受けて、またまた感激。

私たちがこの日、金と銀をキーワードに金閣。銀閣を廻ったのを宮中八神はお見通しだったのですね。
後でわかったのですが、このときの詩吟は《宝船》という題名で、七福神が金銀の財宝を積んでやってくる。というとてもお目出度い内容だったそうです。
すごいでしょう。(*^。^*)!!!
今年もきっと神々に見守られて、すばらしい年になりそうですね。



もどる