古事記のものがたりの表紙が新しくなりましたぁ~

 
さっき印刷屋さんから本の新しい装丁が届いた!。

今までなじんできた大国さまと兎の表紙から天のウズメの岩戸開きの絵に大変身!


実は前の表紙は、本ができる前から色が思い通りにパソコンに取り込めなかったり、絵を描いてくれた日本画家の友人からクレームがついたりといろいろ問題続出だった。

それでもようやく出版にこぎつけ、原色使いの田舎くさい素朴な表紙が『のどかでいいねぇ』なんて好感を持たれたりしてなんとかこれまで持ちこたえてくれた。

初版を出版したときに≪三年後に衣替え…≫というメッセージを受けていたこともあって、(ちょうど今年で本を出して足掛け三年目になる)今年に入り在庫が100冊を切ったので、4刷目を増版するのをきっかけに天のウズメの絵に衣替えした。

絵の作者は前と同じ日本画家の友人だ。この人とは最初に和歌山の伊太木曾神社に行ったときからの深いご縁である。(詳しくはHPに好評連載中の「古事記のものがたりのできるまで。自分の本は自分で売りますNO7・NO8」を読んでね。)

新しい表紙は、とても色がきれいで軽やかな筆のタッチが上手く印刷に乗って素敵に仕上がった。あめのうずめ、が本当に楽しそうに踊っている。

そのうえ、伊勢の神宮会館の館長で伊勢神宮崇敬会の奥重視事務局長さんが彫られた「古事記」の印章(テンコク)を裏表紙にバァ~ンと押してくださった上に帯に推薦文も頂いた。

 
 
この新しい表紙ならきっと一般の本屋さんの店先で、他の本と並んでも見劣りがしないだろう。

(前の本は正直いって、洗練された装丁家の本がずらっと並んでいる書店の中で見ると、まるで田舎から出てきた純朴な女の子が、バリバリのブランド志向のお姉さんの間に入って小さくなっているようで、かわいそうな気がして「がんばりや!」と二人でよく声をかけて回ったものだ。)

大阪梅田の旭屋書店、なんばのジュンク堂、天王寺ミオの旭屋書店に頭を下げてお願いして売ってもらっているのだが、担当者がとても好意的な人たちばかりなので平積み(表紙を上に向けて)で販売してくれているのだから、なおさら素朴さが目立ってどぎまぎした。

いままでがんばってくれた大国さまの表紙には感謝して引退してもらい、これからは新しい表紙で、大切な日本の神話『古事記』を一冊でも多くの人たちに広め続けていきたいと思っている。みなさんどうか応援してくださいね。


それから、この本を扱って販売してくれる書店や適当な場所があったら、ぜひ教えてください。よろしくお願いしまぁ~す。

もちろんメールでのご注文もお待ちしています。(^^♪ 
 

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