平成26年05月 選句結果

                     
得点 兼題 「苺」 作者 戴いた人
5 ふるさとにありし青春草いちご あきこ 244 西寿 七海 いくこ 静歩
3 苺盛る器の絵柄迷ひをり 春雪 あきこ 晶子 アッコ
2 いちご狩頬ばる児らの笑顔かな 桜桃 春雪 零風
1 草むらの苺ほうばり口すぼむ  ちあき しおみ
1 一粒の苺四つ切り母笑顔  零風 可不可
1 蛇莓理屈通らぬ言い掛かり 244 桜桃
1 誘惑に負けて手にする苺かな 西寿 ちあき
得点 雑詠 作者 戴いた人
5 懐かしき顔の揃ひて夏座敷 あきこ 春雪 西寿 七海 零風 静歩
5 部屋中を遊び抜けゆく若葉風 桜桃 春雪 晶子 ちあき いくこ アッコ
4 夏帽子妻より高き娘の背丈 静歩 244 可不可 桜桃 いくこ
3 薫風や微笑むやうに啄木像 あきこ 西寿 桜桃 アッコ
2 草笛の覚えし子等の笑顔かな 春雪 あきこ 零風
2 後朝の電話未だ来ず竹落ち葉 244 しおみ 晶子
2 椎若葉競ひて背伸び夏来る 晶子 あきこ 静歩
1 印象派描くセーヌや風光る 春雪 ちあき
1 親を抜く雨後の竹の子三姉妹 桜桃 しおみ
1 垣根越しあふれる薔薇に一時停止 ちあき 可不可
1 花筏早き流れに乗りにけり 西寿 244
1 連複の仕掛けも無知で天皇賞 しおみ 七海
私の選んだ一句
ふるさとにありし青春草いちご あきこ 「さわやかな句ですね、あのころのイチゴは旬があった。」(七海)
「私も野イチゴを摘んで食べた子供の頃を想い出しました。八百屋に売って居るイチゴは高級品でしたから(^_-)-☆」(いくこ)
苺盛る器の絵柄迷ひをり 春雪 「真っ赤な苺も絵柄の一部になりそう、お皿選びも楽しそうです。」(あきこ)
「色々ありましたが、迷ったのは選句です。私も友人にお出しするのに、迷った組です。オランダ皿にしました。」(晶子)
いちご狩頬ばる児らの笑顔かな  桜桃 「山辺を散策しましたときにも、沢山苺が植えられていました。きっと今頃は苺狩が最盛期を迎えていますでしょう。笑顔が浮かんできます。」(春雪)
一粒の苺四つ切り母笑顔  零風 「人も羨むいい家族です」(可不可)
蛇莓理屈通らぬ言い掛かり  244 「結構可愛らしい実をつけるのにこれは食べられないですね。 理屈の通らないことが多くなりました。」(桜桃)
誘惑に負けて手にする苺かな 西寿 「その気持ち・・・・わかります〜」(ちあき)
懐かしき顔の揃ひて夏座敷 あきこ 「ようやく我が家も暖房関係のものを片付けました。なにか部屋が広々した感じになります。懐かしき顔々、どのような会話だったのでしょうか?想像が広がります。」(春雪) 
「同族の集まりでしょうか?勢ぞろいすると、似ているのに驚かされます(^_^)」(七海)
部屋中を遊び抜けゆく若葉風  桜桃 「作者の感性が素晴らしいですね。」(春雪)
「いいですね、遊んでいると受け取った心の豊かさが嬉しいです。部屋なかと読ませていただきました。」(晶子)
「やっと窓を開け放って すがすがしい風がメロディーを奏でるようですね。」(ちあき)
「爽やかな風が家の中を吹き抜けて行くのを、遊びに捉えたのは見事です。作者に拍手です。」(いくこ)
夏帽子妻より高き娘の背丈 静歩 「我が孫もつい最近私の背を超えて行きました。今の子供たちは皆大きく成長していますね。羨ましいです。」(桜桃)
「本当に今時の子は、背が高いですね 家では私が一番チビです、年々チビになって行くばかりです。」(いくこ)
薫風や微笑むやうに啄木像 あきこ 「立待岬を背にこの場所に立ってみたいと思わせる北海道の若葉風。何時か思いが叶えられたら最高です。」(桜桃)
草笛の覚えし子等の笑顔かな 春雪 「郷愁をかんじます、子供たちの笑顔がいい。」(あきこ)
後朝の電話未だ来ず竹落ち葉 244 「まあ、素晴らしく古典的な言葉を発見嬉しくなって一票を。」(晶子)
椎若葉競ひて背伸び夏来る 晶子 「夏は生命力にあふれていますね〜」(あきこ)
印象派描くセーヌや風光る 春雪 「目に見えないもの 感覚を描くことができたらどんなに素敵でしょうね。」(ちあき)
垣根越しあふれる薔薇に一時停止 ちあき 「情景が眼に浮かびます」(可不可)
連複の仕掛けも無知で天皇賞 しおみ 「フフフ、たまにいいですよ。ワタシもナンバーズ、4回やったけど、毎回やり方ワカラナイ(*^_^*)」(七海)