平成27年01月 選句結果

                     
得点 兼題 「初詣」 作者 戴いた人
4 初詣あらため願ふ平和かな 春雪 しおみ あきこ 静歩 いくこ
3 願い事無き事嬉し初詣 244 西寿 七海 零風
2 かがり火や善男善女初詣 西寿 桜桃 柚子
1 初詣アラーキリスト神仏  八っつあん 晶子
1 爺婆は孫に急かされ初詣  零風 だるま
1 年経ても願いは一つ初詣 柚子 ちあき
1 なんとまあ神籤は凶なり初詣 七海 春雪
1 念ずるは力こころに初詣 あきこ 八っつあん
1 願い事一つに決めて初参り 桜桃 244
得点 雑詠 作者 戴いた人
3 逝ったらし賀状に友の名見当らず 244 八っつあん 七海 零風
3 音立てて過ぎゆく日々や冬銀河 柚子 晶子 七海 いくこ
3 生と死を乗り越えて来し老いの春 零風 だるま 桜桃 いくこ
2 跡取ると帰省の次男海苔のヒビ しおみ 晶子 だるま
2 元朝の出汁引く昆布のゆらめきつ 晶子 244 柚子
2 慎ましく暮らすは習い冬の花 七海 八っつあん あきこ
2 冬天やたれにともなく言ふファイト 柚子 あきこ ちあき
2 ふつふつと子を待つシチュー寒の入 あきこ しおみ 柚子
1 海沿いの水仙群生電車ゆく ちあき しおみ
1 お年玉透かし見る子の笑顔かな 桜桃 零風
1 家族そろい孫に合わせし歌留多会 244 ちあき
1 家族増へ寄せ合ふ心去年今年 春雪 静歩
1 狭山路に甘き香りやお茶の花 静歩 西寿
1 峠より富士も見えたり初日の出 桜桃 西寿
1 畑より七草がゆの緑かな ちあき 春雪
1 火吹竹ご飯まだかと急かしをり 春雪 桜桃
1 日捲りを繰れば一月動き出す あきこ 244
1 古き友無事を知らせる初電話 零風 春雪
私の選んだ一句
初詣あらため願ふ平和かな 春雪 「良いですね戦争だけはしてほしく有りません 私も神仏に願うのは世界の平和です。」(いくこ)
願い事無き事嬉し初詣 244 「なんだか ほっと! ほほえましいですね」(ちあき)
かがり火や善男善女初詣 西寿 「どなた様も手を合わせる時は善の心を表面に。 初詣だからこそ尚更力が入ります。」(桜桃)
初詣アラーキリスト神仏  八っつあん 「おやとは思いましたが、アラーキーでは、無かった。 皆信じるものは自由なはずです」(晶子)
年経ても願いは一つ初詣 柚子 「きっと家内安全 平和でしょうと 想像します」 (ちあき)
なんとまあ神籤は凶なり初詣 七海 「俳諧味があって初春にふさわしい俳句と思いました。」 (春雪)
念ずるは力こころに初詣 あきこ 「 (#^.^#)硬いね〜 でも立派! 『・・崩れそうな時 せめてその時お力を・・』」 (八っつあん)
逝ったらし賀状に友の名見当らず  244 「無沙汰を詫び 面影を忍び せめてものこの一句」(八っつあん)
「淡々とうけとめるのか、心穏やかならずなのか・・・」(七海)
音立てて過ぎゆく日々や冬銀河 柚子 「冬は空が良く晴れます。まして正月は空気が良い。 星が瞬いている様子がうかがわれます。」(晶子)
「音たててが、時が過ぎる速さを、良く表わしていると思います。」(七海)
「私もそんな心境で今、居ます本当にガラガラと音を立てて過ぎ行く日日ですから。」 (いくこ)
生と死を乗り越えて来し老いの春 零風 「あと何回門松を見る事が出来るのかと不安になることも有るけど今年も初春が 来ましたね。また来年も元気に迎えましょう。」(桜桃)
「共感の出来る歳に、そして年齢に為って、 ご近所のお世話に為って居ますこの先を思えば此の先春を楽しむ日が有るのかな〜」(いくこ)
跡取ると帰省の次男海苔のヒビ しおみ 「親の仕事を継いで日本の技術を残すことが 大事です。世界が海苔を待ってます」(晶子)
慎ましく暮らすは習い冬の花 七海 「寂しくは無い 深く心は静まりて」(八っつあん)
冬天やたれにともなく言ふファイト 柚子 「寒い冬 ワタクシ!自らを励ましています”ファイト”」 (ちあき)
家族そろい孫に合わせし歌留多会 244 「幸せ家族そのものですね!! 目に浮かぶようです」(ちあき)
畑より七草がゆの緑かな ちあき 「寒中にも春の気配を感じさせてる緑、「そんなほのかな暖かみを感じます」(春雪)
火吹竹ご飯まだかと急かしをり 春雪 「母の里では鍔釡でご飯を炊いていました。 釜戸の前でフーーフーと拭いていたお婆ちゃんの姿。 お焦げも美味しい昭和の釜戸ご飯を懐かしく 思い出しました。」(桜桃)
古き友無事を知らせる初電話 零風 「こんな初電話が一番嬉しいです!」(春雪)