桑原武夫副院長・笛木直人副院長就任挨拶

桑原武夫副院長(平成29年4月1日就任)

 

   4月から副院長を拝命しました。当院に赴任してからこの5月で5年となります。

   前橋市に生まれ、高校まで前橋で育ちました。新潟大学卒業後は群馬大学第一内科に入局しました。当時、前理事長の故笛木隆三先生には公私ともに大変お世話になり可愛がって頂きました。

   その後母校の新潟に戻り、椿忠雄先生が主催する、新潟大学脳研究所と新潟大学附属病院で神経内科を専門とするようになりました。大学病院と筋ジストロフィー症患者・児の施設とを行き来し、昭和から平成にかけて米国の大学に留学し研究生活を送りました。

   卒業後の約30年の間に主に大学病院と第一線の市中病院で神経内科専門医として急性期の神経疾患診療と学生、研修医、看護学生の指導、そして研究に従事してきました。現在は時間がゆっくりと流れる世界で、主に神経筋疾患の患者さんの診療を行っています。

   今後は、牧野院長・笛木(真)理事長の指揮のもと、笛木(直人)副院長とともに診療の向上だけでなく、看護師等コメディカルの指導や病院全体の運営にも関わります。これからも前橋市北部地区を中心とした地域の皆様に当院が少しでもお役に立てるよう、「より安全で、安心な質の高い医療の提供」を使命に職員一同とともに努力してまいりたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。



笛木直人副院長(平成29年4月1日就任)

 

   平成28年10月から上武呼吸器科内科病院の常勤医に復帰し、4月より副院長を拝命しました。専門分野は呼吸器・アレルギーです。以前も当院に勤務し副院長を務めていましたが、平成22年から国内留学し、獨協医科大学越谷病院 呼吸器・アレルギー内科の准教授として若手医師の指導をしながら、自身も勉強をさせていただきました。

   医療技術の進歩はめざましく、新しい知識と新しい治療法についての情報は膨大なものになっています。医師はこれらについて日々勉強する必要がありますが、一人の医師の力には限界があります。このため、患者さんに最善の治療を行うためには、地域の様々な専門の先生と連携・相談しながら診療することが重要です。当院には呼吸器、アレルギー、消化器、神経、内分泌という様々な分野の専門医がいる上に、さらに他の医療機関や介護施設等との連携を心がけ、地域の方々に貢献したいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。