首都高の湾岸線でのお話。下りの有明〜13号地〜大井は何故かいつも渋滞しており、ここを抜けると晴れ間が広がったようにガラリと空く。東京港トンネルはV字の坂になっており、のぼりに差し掛かったところでスピードが落ちているのに気付かず、自然渋滞となってしまうのだろう。しかし、このトンネルと言うのはのろのろ走っていると薄気味悪いことこの上ない。去年の夏、ここで玉突きがあって消防車が駆けつけるほどだったのだが、その事故の直前私は通っていたのであと10分遅かったら318Ciは無くなっていたかも知れない。そんな事情もあっていつもいらいらしながら通っている。ところが、その日は何故か晴れ間が広がったと思いきや前方に再び渋滞を知らせるトラックのハザードが点滅していた。そこはまず渋滞しないので不思議に思った。そもそも渋滞の案内板にも赤い帯はなかったから。どうやら規制があるようで、しばらくすると前の車がみないっせいに右ウィンカーを出していた。(因みに私は一番右を走っていた)なんだろうと思ったら軽トラが中央車線に横たわっており、その斜め前方の路肩には3tくらいのトラックが止まっており、2人がなにやら話し込んでいた。多分軽トラが旧ハンドルを切ったのだろう。第3でも同じ光景を見たことがある。横浜新道から第3に合流する手前の長いストレートでピンクのヴィッツがひっくり返っており、ドライバーであろう女性が唖然とした顔で道路に座り込んでいた。車のリアワイパーだけが無情に動いていたのが印象的だった。2つとも何故ひっくり返ったのかは理解に苦しむ。隣の車線に移ろうとしてひっくり返ったのだろうか。背の高い車は思ったよりも簡単にひっくり返るそうなので、注意が必要かもしれない。