パトカーと暴走族のカーチェイス

 

首都高の湾岸線での出来事。六本木をでて、夜の12時をオーバーし、まず芝公園ICで飲酒の検問。金曜だったから飲酒も多いのだろう。高速隊のパトカーの前には捕まったとおぼしき車が数台止められていた。酒は一滴も飲んでいなかったため難なくクリア。(←っていうか飲んでたらこのHP存在しないかも)浜崎橋で湾岸方面へ向かい、レインボーブリッジを通って有明JCTで湾岸へ合流。魔の東京港トンネルへ差し掛かった。昼間は見渡す限りのトラックで50km/hも出ていれば上等だが、夜はガラリと空き、トラックの代わりにタクシーが走っている。前のタクシーがいやに遅い。そこで車体を少しずらし、その前を見ると・・・ 白黒パトカー2台が蛇行運転をしている。勿論、サイレンは鳴らしっぱなし。当時は今は亡きZ3に乗っており、真冬にもかかわらずオープンでシートヒーターをガンガンで走っていた。サイレンがトンネル内で反響して一際大きく聞こえた。何をしているのだろうと思ったらその前には暴走族がいた。暴走族というのは結構ゆっくり走るものなのです。ちなみに暴走しているのは走り屋で、車線・信号などの交通法規を一切守らずに徒党を組んで爆音で走り回るのが暴走族。しばらくパトカーの後ろにぞろぞろくっついて走っていると1台のパトカーがいきなり加速、暴走族の1台の車の進路を塞いだ。バイクはそのまま走り去っていったが車だけは止められ、警官に捕まっていた。共同危険行為で免取りものだろう。で、パトカーがどくまでの15分くらいはそこで停止。寒かった・・・ やれやれと走り出してしばらくすると暴走族のバイク部隊に追いついてしまった。パトカーは警視庁の所属だからか、神奈川までは追いかけてこないのかしら?3車線をめいっぱいに使って走っている為、追い越すことも出来ない。煽っても効果なし。横にはフルスモークの白いセルシオがいたが仲間なのか無関係なのかさっぱり分からなかった。そんなわけで大黒ふ頭まで暴走族の後ろにくっついて走っていた。大黒ふ頭はいまでも土曜の夜なんかは閉鎖しており、覆面車が巡回している。暴走族というのは一緒に走りたくないものである。