*** 香り立ちの変化 ***

ほとんどの香水はトップ、ミドル、ラストという3段階のノート(香調)に分かれて香り立ちます。トップに占める香料の分量によって爽やかであったり、重厚であったりします。

トップノート
つけてから5〜15分後くらいに香り、つけた直後のフレッシュな香りで第一印象となる香りです。揮発性の高い香料(柑橘系:レモン、ベルガモット、オレンジなど)で構成されています。

ミドルノート
つけてから30分〜1時間後くらいの香りです。つけた香水の「核」となる部分で、その香水のテーマや個性が最もよく表現されています。揮発性・保留性ともに中間くらいの香料(フローラル系:ジャスミン、ローズ、ミュゲ、リラなど)で構成されています。ハートノートとも言われています。

ラストノート
つけてから2〜3時間後くらいの香りで、その香水の「残り香」となる部分です。揮発性は低く保留性の高い動物性香料(ムスク、アンバーグリスなど)やウッディノート(ベチバーなど)で構成されています。ベースノートとも言われています。

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