報告者 進士かおり
夏休みの終わり、2学期を目前に控えた時期の例会であった。模擬授業の他、この夏のセミナー参加報告なども行われた。参加者は5名
日時:2004年8月28日 午後2:00〜5:30
会場:北勢中学校 図書室
参加者:奥野裕子 紀平裕司 高尾久美子 中野慎也 進士かおり
模擬授業
高尾 中学2年数学 「1次関数の値の変化」
中野 理科 「浮力と密度」
紀平 中学1年数学 式の計算 (井上好文氏の追試)
進士 道徳 『新婚さんいらっしゃい』に刻まれたある夫婦の物語
(井上好文氏の追試 「月刊井上好文」第5号所収)
参考資料
2学期のシルバーの三日間に向けて
「ゴールが見えるか」向井ひとみ氏 (『心を育てる学級経営』2003年9月号)
「システムの見直しと役割の自覚を」伊藤和子氏(『心を育てる学級経営2004年9月号)
「クラスで取り組む係活動に」瀧沢広人氏(『心を育てる学級経営』2004年9月号)
模擬授業より
中野:理科「浮力と密度」
向山・小森型理科セミナーで行う模擬授業の検討。
・塩がどれくらいの時間で溶けるのかも把握しておく。
・言葉を削る。
・視覚情報はあったほうがいい。スクリーン画面 水<卵<食塩水
砂糖水
の前に水が入ったビーカー、卵、食塩水、砂糖水 が並んでおいてあると
わかりやすい。
・D表ライセンスなので、後ろまでしっかり見る。早口にならないように。
高尾:数学「一次関数の値の変化」(中2)
・教科書の音読、先生が読んだ方がいいところ、生徒に読ませるところを吟味する。
・対応表の線の数を尋ねるのは、元実践では時間調整の意味ではないか。
・追試をすると、文字になっていない部分を読み取るのが難しい←セミナーなどで実際に授業を見ることが必要。
紀平:数学「文字の式」(井上好文氏の追試)
・わかりやすい授業だった。
・かっこをはずす部分は「かっこを省き」と教科書にあるので、そこを使ってはどうか。
・かっこをはずす実践を探してみては。
・半年ぶりぐらいに紀平先生の授業を見たが、変わっていた。堂々としている。
・笑顔がよかった。生徒を見るようになった。この夏に教科別セミナーで授業をしたことが活かされている。
進士:道徳『新婚さんいらっしゃい』に刻まれたある夫婦の物語
・今担任している生徒が中3になったら授業をしたい。
・発問がシンプルなので、追試が容易。
その他
・アテネオリンピックを観戦した奥野氏の報告。
「太陽の光が突き刺すようだった」とのこと、実際に体験した人の話はやはり説得力がある。
ギリシャの気候や、写真に写っている民族衣装について話が弾む。
・「月刊中学女教師」9月号の発送作業を行った。