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第3回例会報告



報告者 進士かおり

参加者3名 模擬授業、夏のセミナーの交流、レポート検討で2時間の例会であった。2学期を前に気持ちを高めることができた。


日時 2003年8月26日 午後3時〜5時
会場 芸濃中学校 2−2教室

参加者 大村政茂 西村直樹 進士かおり(3名)

模擬授業
  大村 国語 「授業時間に短時間でできる暗唱指導法」
  西村 数学 「方程式の解き方」
  進士 学活 「2学期の授業開き」(川神正輝氏、笹野香澄氏の追試)

レポート・資料

  西村 TOSS中学東京セミナー 資料
  進士 2学期最初の3日間のためのチェックリスト(岡部真弓氏のHPより)
      「ゴールが見えるか」(向井ひとみ氏)『心を育てる学級経営』9月号
      「トークライン中学女教師」2003年8月号(bS)の紹介
      「リズムとテンポを求めるなら指名なし」 「中学TWO−WAY」誌の原稿検討

模擬授業より
  大村氏 「春過ぎて 夏来るらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」 を教材に暗唱指導をされた。
  ・教師の後について読ませる時には、2回目はテンポを速めるなど、テンポを変えて読ませたほうがよい。
  ・しっかりと口を開けて、明瞭に読ませようとしていたことがわかった。
  ・黒板への板書について、板書するときには少し書いたら、ちらっと生徒を見るなど全体を見ることが大切。
  ・挙手させる手もクラスルールでいいから、どちらかに決めておいたほうがいい。
  ・ほめ言葉、早くできた子への指示はいつもながら適切で、普段の授業の様子が伝わってきた。
  ・授業の最初の指示の言葉が途中で途切れてしまっていたため、最初の部分をやり直し。
   2回目は張りのある声で、指示を出すことができた。

  西村氏 「方程式の解き方」

  ・授業の最初から笑顔で、柔らかい雰囲気で始められていた。
  ・東京セミナー、SD講座で学んだことをさっそく追試されていた。
   教科書を読ませる時の指示がそうであった。
   「ストップ。かかとが床に着いていない人がいます。ストップ。教科書を両手にもっていない人がいます。」
   これだけでも緊張感が生まれた。
  ・ほめる時は心から、ほめる言葉でもどこか上滑りしている部分があった。
  ・指示のあとの確認を徹底して。 指示のあと目で生徒を見るだけでも確認になることが話題になる。
  ・この夏のセミナーで学ばれたことを授業に活かそうとしていることが伝わってきた。

  進士 アンパンマンのイラストをつかって2学期の授業開きの授業を行った。

  ・語りの部分が弱い。訴えているようには聞こえなかった。指導案を読んでしまっている。
  ・発問が少し難しい。
  ・指名がワンパターンになっていた。「できた!」という表情を見せた子をあててほしかった。
  ・明るい雰囲気で授業が始まるのは良い。

その他  
  ・レポート検討の中で「空白時間の意識」が話題になった。
  ・西村氏が「適応指導教室」主催の研修会の参加報告をされた。
   LD、ADHGの生徒の特徴、対応などこのような研修会に参加すると『教室の障害児』誌に
   書いてあることがより理解できると話されていたのが印象的であった。


次回例会は9月13日(土)の予定



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