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授業の始めをどうするか


                                     進士かおり(TOSS中学/三重アイリス)

授業の始めは、遅れてきた子を待たない。教室にいる生徒ができることからさっと授業を開始する

 チャイムが鳴っても、教室には全員そろっていない。5人、6人とばらばらと遅れてくるクラスもある。
3年前の私は全員がそろうまで待っていた。3分、5分と時間が過ぎる。クラスはざわざわと落ち着かない。全員がやっとそろっても、落ち着かないままの授業開始。いきなり「静かにしなさい。」と怒ってしまう授業開始だった。
今は、まず待たない。教室にいる生徒ができることからさっと授業を開始する。

遅れてきた子を待たずにはじめる

ノートの前のページを開けなさい。復習問題です。全員で答えます。

「710年に作られた都はどこですか?」  「平城京です。」
「京都に都が移るまでの時代を何時代といいますか?」  「奈良時代です。」
「政治の中心はどこですか?」 「平城宮です。」
「天皇を中心とした政府を何といいますか?」 「朝廷です。」
前回に板書をしている項目なので、すぐに答えることができる。
問題を出している間に、遅れた生徒も席につき、ノートを開けはじめる。
落ち着いたところで

ノートの新しいページを開けます。

と次の指示を出すことが多い。




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