笠山の航空写真イメージ図
本年度は定例自然観察会のフィールドは田原市に戻り、田原市内の笠山での開催となりました。
3月から12月までの笠山での自然観察会の様子をこのページではお伝えいたします
3月11日(日曜日) 天候 晴ながら強風吹き荒れる
観察会の始まる午前9時すぎには明け方の雨もあがりましたが、強風の中での観察会です。
それでも参加者24名でまずまずです。
田原市波瀬町にある標高78mあまりの弧峰「笠山」は蛇紋岩地質の山で、以前は蛇紋岩地質
特有の植物が多く生育していました。最近はネザサ等の繁茂によりこれらの植物が衰退している
といわれています。この観察会ではその現状を観察し、地域の方や観察会参加のみなさんとワーク
ショップしながら、今後の笠山の植生について考えていきたいと思います。

強風を避けて散策路で勉強 笠山の大木「アカシア」なぜ? ネザサの笠山

ニオイタチツボスミレ 山頂での植物観察 キスゲの芽だし
今日の自然観察テキストはこちらです
4月8日(日曜日) 天候 晴
本格的な春を迎えたような日でしたが、笠山は相変わらず風の強い場所です。
今日の参加者は30名余りです。外来のセイヨウタンポポが勢力を増しつつある笠山麓の空き地の
砕石に被われた場所に咲く、トウカイタンポポとシロバナタンポポを至近の場所で観察できたほか
蛇紋岩地質のこの山に咲くシロバナイカリソウやシュンランとも出会いました。

笠山登山口のシンボル エノキ タンポポの観察 シロバナタンポポ

トウカイタンポポ シロバナイカリソウ シュンラン
今日のテキスト
5月13日(日曜日) 天候 晴
5月も中旬となりましたが、意外と肌寒い風の吹く笠山です。しかし、森へ入ると風を感じません。
山頂へ着く頃は厚着していた人も少し身軽な服装に変身しています。
今日の観察会は参加者も 小ぶりでしたがそのかわり、じっくりと生き物たちを観察できました。
笠山を覆うネザサには蛾の幼虫、タケカレハを多く見ました。
また、笠山に侵入しつつある常緑広葉樹、シロダモ、ヤブニッケイ、タブ、クスノキの花や
新葉の様子を比較してゆっくり観察しました。イカリソウの種名についても解説があり、
興味深い観察会でした。

笠山の大木、モリシマアカシアの開花 笠山を彩るヤマツツジ 晩夏が待ち遠しいキヨスミギボウシ

スイカズラの花 ノアザミの花 スイカズラ
今日のテキスト
6月10日(日曜日) 天候 大雨
今日は午前7時48分に東三河南部地方に「大雨洪水警報」が発令されました。自然観察会は基本的に
警報が出ていると開催しないことになっています。一応、参加者がみえる可能性もあるので、担当の寺本
さんはじめ、天野、岩崎、原田、間瀬さん、梶野が雷鳴の轟く、笠山の広場に待機しました。雷の被害に遭う
危険性もあるため、全員、各自の車で9時30分まで過ごしました。参加者も幸いなく、笠山の喫茶店で外来
魚棲息調査(田原市からの委託調査)の打ち合わせをしました。11時過ぎには天候も回復したため、笠山の
西側にある「鳴子沢池」に準備調査に皆さん参加。
釣り道具を持参した岩崎、原田さんが試し釣りを行い、30分ぐらいの間に「ブルーギル」6匹を釣りあげました。
今日の餌は岩崎さんが用意した「ミミズ」でした。

外来魚を釣る準備 岩崎さんの竿と鳴子沢池の水面

一番最初に釣り上げたブルーギル 四番目に釣り上げたブルーギル
7月8日(日曜日) 天候 曇
今日の定例自然観察会は比較的こじんまりとしたアットホーム的になりました。こどもたちも大人の参加者
に比較して意外と多かったと思います。また、今回、初めて参加していただいた方もいてすばらしい観察会で
した。笠山に生息する生き物たちにも出会え充実した半日でした。

笠山広場での外来植物調査 笠山頂上四阿での自然解説 温暖化指標のツマグロヒョウモンの説明

トウダイグサ アキカラマツ カワラマツバ

スズサイコ ツノトンボ アオスジアゲハ
8月12日(日曜日) 天候 晴
旧盆前日、朝から猛暑です。暑さにも負けず参加されたみなさん、ご苦労様でした。
今日、見ることの出来た植物の一部の写真です。サムネイル画像ですので、大きく見たい画像はクリックして
ごらんください。
上段左からムクノキの葉・クサギの花・ジュズダマ・ヘクソカズラの花・イヌザンショウの花
下段左からツルボ・コガンピの花・キキョウ・笠山山頂からの三河湾・日陰で休憩風景