詩の心を聴く 制作:白光晴一 |
最終更新日() |
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川崎洋 ー軽妙な機知 |
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ランボー、中也など |
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石垣りん ー時の狩人 |
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歌詞の世界いろいろ |
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大濱信光 ー孤独な光芒 |
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吉野弘 ー詩と認識 |
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光る雲です |
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◎ | エッセイ集です | 欠如の色合い | 詩の在りか | 文学という蜜 | 命の花 | 琉球の奥行き |
書店の本棚から、詩集のコーナーが消えて久しい。超大型の本屋でない限り、もはや絶滅状態である。本当に詩は必要とされないのだろうか。私は、詩が「明日をひっそり担っている」ことを証明したい。また、その固い殻の下に、ふるえるやわらかな心が隠れていることも。私が私淑した詩人の詩、数編ずつを選び、紹介しているサイト。固い殻が、少しでも噛み砕きやすくなっていればいいのだが。なお、教科書に載っている詩は、できるだけ除外した。人間もそうだが、有名になりすぎると、詩も、先入観無しには読まれなくなるからだ。 |
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2012/08/18現在 訪問者数 4678人 |
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「たくあんとコーヒー」という詩が、思えば川崎洋との出会いだった。その機知に富んだ軽妙な語り口。しかしそれは、読者の決して重荷になってほしくないという、川崎洋のやさしさだったのだろうか。川崎洋の認識は、いつでも、冗談めかして軽妙に語られる。だがそれは、認識というものが、時に人を苦しめる重荷であることを知った川崎洋の、宿業のような道化だった。その、「ちと甘か」、また「ちと辛か」世界を、ほどよく紹介できていれば本望なのだが。「わが愛するチャップリンが」「たくあんとコーヒー」「にょうぼうが いった」「いま始まる新しいいま」「この寒さの中に佇めば」「はやくちうた」 |
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2012/08/18現在 訪問者数 5879人 |
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書店で、何気なく手にした石垣りんの詩集。そのなかの「幻の花」が、石垣りんとの出会いだった。優れた詩は、一撃で若造を打ち倒した。現代詩の本など、あまり発行されなくなっていた1970〜80年代、石垣りんの詩集(単行本)に出会えるのは、幼馴染みに偶然遭遇するに似て衝撃的だった。ここにいたのか、と、書棚を長いこと見つめ、それからおもむろに手にする。さて、そんな石垣りんとの出会いのきっかけを、サイト訪問者に提供できたらいいのだが……。「幻の花」「崖」「子供」「きのうの顔」「地方」「希望の方角」「旅情」 |
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2012/08/18現在 訪問者数 612人 |
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八重山で勤務していた1973年、大濱信光「飛魚」を見せられ、感想を求められた。驚嘆した。何という言葉の凝集力、その比喩の高さは一目瞭然だった。その同僚に案内されて大濱信光宅を一度だけ訪問。おお、大濱信光の目は義眼に似て冷たく、どこの馬の骨とも知れぬ若造など完璧に見下していた。まさに「飛魚」の作者にふさわしいものだったのだ。1979年、大浜信光翁の生涯唯一の詩集『先島航路』発刊。私はすぐに「大濱信光小論ー前近代に対する近代の一位相ー」を書き献上した。1983年、大濱信光逝去。享年81歳。その詩業が注目されることもなかった。「何も拭くものは無い」「飛魚」「ぶらんこ」「みみずの詩」「氷結」「秋」「何を埋めよう」 |
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2012/08/18現在 訪問者数 12758人 |
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比喩が、また認識の表現であり、その認識は、痛みとともにしか感受できないことを教えてくれた詩人、吉野弘。その、痛みこそ、吉野弘が詩を追求する意味だったのだ。他者に繋がる唯一の道だから。認識にいたるまでに、吉野弘がどんなトゲトゲをか き分け、人知れず血を流さねばならなかったか。しかしそれは、見事に秘匿された。吉野弘の詩のなめらかな手触りに、人は夢見心地になるだろうか。ならばその夢に、私は、一抹の悪夢を紛れ込ませたいと思う。「つきあい」「生命は」「歳時記」「蟹の話」「鏡による相聞歌」「虹の足」「雪の日に」 |
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魂の揺籃として、今回紹介するのは、金子光晴訳でランボーの詩「いちばん高い塔の歌」「永遠」、中原中也「汚れつちまつた悲しみに……」「一つのメルヘン」、立原道造「のちのおもひに」の5編。 |
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私には、詩と歌詞を、別物として区別する根拠が分からない。従って、それを別物として扱うことはしない。今回紹介するのは、「神田川」(喜多条忠)「なごり雪」(伊勢正三)「フランシーヌの場合」(いまいずみあきら)「遥かな友に」(磯部俶)「知床旅情」(森繁久弥)「この広い野原いっぱい」(小薗江圭子)「ヘッドライト・テールライト」(中島みゆき)の7編。 |
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2007年8月3日公開開始 改訂随時 |
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(アーリニャーヌパタ) |
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