大浜信光の心を聴く 制作:白光晴一

大浜信光ー孤独な光芒ー

大浜信光…遠く八重山の空に、人知れず出現し、誰にも注目されることなく去った彗星。大浜信光の孤独な光芒を、私は証言する。断言しよう。大浜信光を埋もれさせたら、それは、沖縄で物書きを気取っている連中が、ただのコウモリであることの証明だ。「鳥なき里のコウモリ」である。

紹介作品…「何も拭くものは無い」「飛魚」「ぶらんこ」「みみずの詩」「氷結」「」「何を埋めよう

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大浜信光「何も拭くものは無い」
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大浜信光「飛魚」
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大浜信光「ぶらんこ」
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大浜信光「みみずの詩」
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大浜信光「氷結」
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大浜信光「秋」
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大浜信光「何を埋めよう」
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他にも「春の世の夢」「未熟」「色即是空」「岬の真昼」「少女昇天」「八重山上布」「石垣」など優れた作品多し。興味ある方は、大濱信光詩集『先島航路』を読まれたし。ただし、沖縄の古本屋でしか捜せない。(ヤフーのオークションに出品されたことあり。今もあるかは不明。)

「大濱信光小論」を、私は憤激の嵐の中で書き上げた。この、類いまれな、見事な達成が、ほとんど注目されることもなく、とってつけたような書評があるばかりだったからだ。それは、無意味な言葉が踊っているだけの、明らかに、大濱信光の詩表現に対する無感動・無理解を糊塗する、あきれた厚顔無恥な内容だった。私は決してその非礼を許さない。

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拙著『コウモリの歌』(「大濱信光小論」所収)については、こちらから。アマゾンへ飛びます。ただし、小林秀雄や吉本隆明に心酔していた頃の評論なので、極めて硬質な文章です。吉本なんて知らない、という人にはおすすめできません。全国販売して、売れたのは219部! ハッハッハ、笑うのみ。

ヤフオクで見つかるか、保証はしません。

他の作家・作品については、こちらから

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◀かつて、人頭税に苦しんだ先島。薩摩の琉球支配、その税負担分を、琉球は先島に転嫁したのだ。驚くなかれ。人頭税廃止は、1903年である。ほんの4、50年前まで、マラリア、ソテツ地獄に苦しみ、劣悪な医療状況に置かれていた島、八重山。本土マスコミの流す、「癒しの島」などという虚像にうんざりしている人は、一度お訪ねください。八重山古謡のHPです。

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