御嶽神社
御嶽神社の探湯式
中村橋・御岳神社 2006.1.18 中祭(練馬区無形民俗文化財)
御嶽神社の探湯式は熱湯を全身に振りかける荒行。
1月と9月の中祭に神事として行われている行事です
古代の裁判で熱湯に手を入れさせ正邪を裁いた「盟神探湯(くかたち)」に由来するとされる新春の神事です。
境内に置いた大釜の湯が煮えたぎり、白装束の神官が両手に持った笹(ささ)の葉で
湯の中に入れ勢いよくかき回し、気合とともに全身に振りかける。
厳寒の中、神官の姿は一瞬真っ白な湯気の中に消え再び姿を現す。
無病息災を祈り2度3度と熱湯を浴びる姿に参拝者も思わず息をのむ。
神官が両手に持った笹(ささ)の葉を少しずつ家に持って帰り無病息災を願い家に祀る。
区登録無形民俗文化財。
5月には火渡神事が行われます。