第二回 「職人の森」
職人環境フォーラム 2月19日(日)開催
加藤畳店・加藤 明の夢が叶った。
こんな形で約25年越しの夢が叶いました。
私も入会している、畳ライフのメンバーである「清田畳店さん」に誘われ
勉強会に参加することにしました。
今回の講師「安井 清」先生(おっと!先生と呼んではいけないのです。)
安井 清氏 国宝「桂離宮」・国宝茶室「待庵」「如庵」など
国内外において多くの功績を持ち日本を代表する建築士の一人です。
個人的に尊敬するひとの一人です。
実は25年ぐらい前、毎日新聞社110周年記念発行だったと思いますが、
昭和の大修理と言われる修復工事があり、その工事を写真・図面入りで監修した本が
出版されました。実家である畳店に戻り少しなれた時期で、こずかい程度で仕事を
していました。その少ない、こずかいの中から「55,000円」と言う高額の本を買うのを
ためらいましたが、どうしても欲しかったので買ってしまいました。
ワクワクしながら一枚一枚、そっと捲っては見入ったことを昨日のように思い出します。
まさか、神奈川県箱根町にある「福住楼」の建物を見学しながら肉声で解説していただけるなんて
思っても見ませんでした。
前日から「そわそわ・わくわく」心ここにあらずでした。
当日、清田さんのお宅に向かいに行き、一緒に福住楼まで行く間、本を購入した経緯、安井さんのファンだったこと
約25年こんな形で実現したことのお礼をしながらのドライブでした。
「安井 清」氏、私の思っていたよりも優しい方で直接質問をしても快く答えていただきました。
「福住楼」の中を一緒に廻りながら解説。時代背景・職人の気持ち・材の選び方、材を生かす技術の高さ、等
色々な話を聞くことができました。しかし、職人の側から見てくれるひとは私の知っている中でも少ない存在です。
感動の一日を過ごすことができました。
清田さん、ありがとうございました。
フォーラムを開催してくれたスタッフの皆さんに感謝いたします。
また、ぶしつけな質問でも快く答えてくださった安井 清さん(先生)ありがとうございました。
次回も参加したいと思います。 よろしくお願いします。
感激!!