第29回 乾徳山

2007年10月24(水)
参加者11名
川口泰、可児一男、岩堀弘明、岩崎清彦、澤田英教、長島威、石井秀世、
高野七郎、田村昭雄、宇都野正敏、加島篤人
工程:川越〜勝沼IC〜大平荘=道満尾根=扇平=乾徳山=扇平=太平荘〜勝沼IC〜川越

乾徳山

山行記

石井 秀世  記

当日は登山日和日本列島高気圧の真っ只中どうみても参加者の日頃の心がけが宜しい?
現れでしょう。
川越 集合出発(AM6:00)
川口さんは直接出発地の大平荘に直行皆に合流する。
 天気は上々 大平荘出発(AM9:00)

大平荘=扇平
 登り始めの20分位はきつめな坂道であるが道満尾根まで比較的歩きやすい広葉樹の山道である。 
道満尾根から扇平まで平坦な林道をはらはらと散る色付いた葉を踏みしめて進む、途中見晴らし見よい箇所から雲上の富士山が一服の絵となって左手に広がっている。右手前方を見るとこれから登る乾徳山が紅葉の衣を着て立ちはだかっていた。
 比較的安易な山道を1時間くらいで扇平に到着(AM10:30)ススキ野原である一ケ月前は可憐な高山植物の花が咲いていただろう。ここからも富士山の眺望が素晴らしい。

扇平=乾徳山
 こんな調子でこのまま行って欲しいと思っていたがすぐに傾斜が増して足場はガレた山道となる山頂に近くなると更に岩場が多くなり周りの景色を見る余裕がなくなってきた。
 第一の鎖付きの岩場髭剃り岩が聳え立って待っていた。岩は登山者によって角が滑りやすくなっているが何とか2,3個の巨石をクリア、岩と岩の隙間をトラバース、突然視界が開ける。南側に再度富士山と南アルプスが見えるのんびりしたいそんな思いが断ち切られるように頂上への最後の関門鎖付きの岩場天狗岩が行く手を拒むように垂直に立っている。
 登りきると眼前に溶岩ドームの乾徳山2,031mの頂上が待っていた。

山頂=太平荘
 乾徳山山頂に到着(AM11:30)、山頂からの眺望は素晴らしく眼下の紅葉と富士山 黒金山 奥秩父の山々そして金峰山 甲武信岳と見渡せる。しかし足場はゴツゴツの岩で休むところが少ない。
 昼食をとり後続を待って山頂の景色を満喫 約1時間滞在後続メンバーと入れ替わりに下山 天狗岩をアルミの梯子と綱を使ってまいた、約30分岩とガレとの山道を下り扇平に到着、扇平から道満尾根経由でバスの待っている大平荘(PM3:00)に戻った。

 登山の途中視界の良いところが随所にあり扇平から頂上までの最後の岩場のスリリングなところが日本200名山になっているのも納得の登りがいのあった乾徳山であった。
 川口、岩堀、岩崎諸先輩の健脚の脱帽 又可児先輩の絶景スケッチの出来具合を 是非拝見したいものです。
 全員下山完了 午後3時30分過ぎにバスにて笛吹温泉へ一風呂あびてから塩山の 割烹そばや七福で親睦会をして一路川越へ無事に戻った(PM7:50)。

日程:川越〜勝沼IC〜乾徳山登山口〜大平荘=道満尾根=扇平=乾徳山=扇平=大平荘 〜勝沼IC〜川越

 この山行にあたって下見を行ってくれた宇都野、加島両君と可児、岩堀先輩の援助に感謝感謝。
 最後になりますが幹事さんご苦労様でした。
 今後共体力を保持してこの山行会に参加したいと思いながら筆を置きます。



 


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