■第1回 浅間隠山

1992年9月20日 (日)
参加者16名
金子勇二、可児一男、藤野文夫、和田喜一郎、岩堀弘明、神田 裕、櫛笥亮介、川上康夫、岩崎清彦、小久保哲夫、肥沼孝至、関口洋介、沢田英教、長島 威、沢田敏夫、高野七郎

山行記 

高13回 長島 記

あっ明日が山だ。うっかり参加するといったけど、何も装備も無いし支度もしてないし、どうしようかな‥。えっ町内会の人が来たって?
ハイ、すぐ行きます。今晩も飲み会かな。

「リリリーン、リリリーン、(ト、何回モ呼出音)」
「ハイ、長島デス。エッ、エッ、イマ何時デスカ?6時5分?皆集マッテイルノデスカ?今日ハナンダッケ?‥ハイ、ハイ、イマスグ行キマス。」
「えーそれでは皆集まったようだし、15分遅れで出発します。アルコールの匂いのするのが約1名いるようっだが(ジロリと幹事の人、今日の先達の金子サンという人らしい。)途中でセブンイレブンに寄ります。何も支度の無い人もいるらしいし、オニギリでも何でも買ってください。」

後で聞いた所によると、この金子サンは、金子先生で富士見中の校長先生で日大山岳部そして日本山岳会にもいたことのある、そしてマナスル第2次登山隊出身というとても偉い人だったのだ。
でも私にとってはすぐ上の澤田さんが恐ろしい先輩で、先に卒業された方々は単なる先輩ということにする。そうでも思わないと恐ろしくて歩けないよ。

「ハイ、この花は何ですか?」「ハイ、わかりました」「金子先生、この花は?」「アッそうか、さっき聞いた花だっけ、どうもどうも」
金子先生の植物の博識はすごいんです。何でも教えてくれます。そして聞くそばから忘れても、同じことを聞いても、又丁寧に教えてくれて‥。
ハイ頂上です。ここは浅間山の手前の山塊浅間山の見物席というわけだ。けど、あいにく曇ってふもとしか見えない。
昼食、オニギリ万歳!
(中略)

下山して亀沢温泉クアハウスへ。
ここは倉渕村営の村おこしハウスで、ヘルスセンターみたいなちょっと俗っぽい所です。
湯は良い、皆さんこのあたりから少し元気が出まして、帰りのバスの中では賑やかになり、打ち上げの川越のそば屋、籠屋ではすっかり打ち解けて元気になりました。

私も朝はどうなることかと思ったのですが、終わってみれば「まだまだ歩けるな!」という感じです。
次回を目指したいと思います。(と急に態度が大きくなる)オワリ


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