美山町自然文化村オートキャンプ場

平成13年10月6日〜8日 河鹿荘
京都府北桑田郡美山町中
TEL:0771-77-0014

京都嵐山からR162(周山街道)を若狭方面へ北上。安掛交差点を右折しの佐々里方面へ7km程行くと右手が現地。




晴れ 晴れ雨 晴れ
6日(土) 7日(日) 8日(月)



今回のキャンプは、枚方から高速道路を使わなくても3時間位で行ける京都の美山町にあるキャンプ場を予約したので、朝はのんびりデリカに荷物を積み込み11時半頃出発。京都市内を抜け嵐山から周山街道を北上。順調にキャンプ場を目指して走行していた我が家を、この後、あんな悪夢にみまわれるとは!
周山街道を走行中、ビールを買おうと京北町の酒屋へ立ち寄り、買い物をして出発しようとデリカのアクセルを踏むと、非道いノッキングと振動で進まない!なんじゃ〜!これは〜?とエンジンを切って再度駆け直しても、1速から2速に切り替わった辺りで、トルクが出ず、ミッションがニュートラル状態になった様な感じになり、全然走らない。

どうしょ〜と途方に暮れていた時、そう言えば来た道に警察があったことに気づき、エンジンを入れ直せば少しは走るので、ゆっくりと警察へ行くことに。

なんとか、京北警察署に到着して事情を説明したところ、自動車屋に電話をしてくれて、自動車屋の人が来てくれるとのこと。少しだけホットした。
自動車屋の人が来てくれて、いろいろ見てくれたけど、どうもトルコンが壊れた様なので、その場ではどうしょうも無いとのこと。取りあえず工場へデリカを移動することにしたのだが、どうやって移動しょ?・・・なんと!警察署のバンせ牽引・先導してくれるとのことで・・・なんて優しい・・・((T_T))ウウウッ
(考えれば、こんな危ない車が一般道路をうろうろしてるというのは、警察としては黙ってはおけないわけだわな。)

親切な警察の方々の先導で、デリカを無事に修理工場へ持ち込む事が出来たのだが、さてどうしたものか!故障したのがトルコンということで、すぐに修理は出来ないし、キャンプに関してはこの時点で完璧にあきらめていたので、どうやって帰ろうかと、思案していると。・・・(~ヘ~;)ウーン
なんと!修理工場のオーナーが知り合いにキャンピングカーを持ってる人がいて、最近つかってないので聞いてみてくれると言う。ここまで来てくれて、キャンプをしないで帰らせたのでは、この辺に良い思い出が無くイヤになり、地元の人間としては心苦しいと言ってくれてました。・・・どうして田舎の人たちはこんなに優しいのだろ・・・

知り合いの人が、丁度、京都市内へ外出していて帰ってくるのが17:00頃とのことで、車はOKだけれどそれまで待っててくださいとのこと。取りあえずキャンプ場に遅れますとの連絡を入れて、修理工場で待たせてもらうことに。子供たちはオーナーの子供さんと犬と遊んでもらってて退屈してない様子。
待たせてもらっている間に、いろいろ話を聞いてるとデリカの故障については不思議でしょうがないとのことで、普通は70000Km程度ではトルコンが故障することはまず無いはずで、神がかり的なこととしか言いようがないらしい。う〜ん!最近の三菱自動車の不祥事と関係あるんやろか?・・・たしかに10年は乗ってるけど、トルコンの点検なんて誰も考えないしどこでやるんやろ。これが高速とか山の中とかで無かっただけ良かったと思う。メーカ責任になるんやろか?一つ間違えば大惨事だったかも・・・('-'*)コワイヨコワイヨ

渋滞により1時間遅れてキャンピングカーの持ち主が車を持ってきてくれ(この人もすごく親切な人で、車の中にあるキャンプ道具は使って良いですと言ってくれた)、デリカから荷物を積み替え19:00頃、お借りしま〜すと言って工場を後にして、いざキャンプ場へとなりました。
もうすっかり辺りは、暗くなっていてキャンプ場を探すのにも、ちょっと手間取り、キャンプ場で受付を済ませサイトに行って設営を開始した時間には、周りにキャンパーは、もう夕食も終わり出来上がった状態のようで、今頃来て設営している我が家を珍しそう(哀れむよう?)に観察してたみたいです。(人の苦労もしらんと・・・)
と!言うか、お借りしたキャンピングカーがけっこう派手めで、時間も時間なので目を引いたのかもしれません。
なんとか設営を完了し、BBQをしてさっさと寝ることに。とんだハプニングでくたくたになり、全員バタンキューでテントになだれこみました。

借りたキャンピングカー サイト風景

7日 気分はブルーなままキャンプは2日目に突入したけど、なにはともあれ親切な方々のおかげでキャンプが出来るのだから、悪いことはキャンプが終わってから考えることにして、取りあえず会社の同僚に迎えを頼んどこうと、携帯をかけようとしたら、なんと!さすが秘境!auの携帯では圏外。しかたなく、管理棟の公衆電話で事情を説明して、8日の昼にキャンプ場まで迎えに来てくれる様、お願いをして、キャンプを楽しむことに。

ここのキャンプ場は、子供用の遊具は全然と言っていい位何もないが、すぐ横を由良川が流れていて、夏場なら水遊びで一日遊べそうです。しかし我が家が利用した時期ではそうもいかず、石投げや笹舟を流したりする程度で、後はさーちゃんが小魚を捕まえようと、水浸しになってお母さんに怒られてた位でした。

管理棟の河鹿荘の横にはリンゴ園があり、リンゴ狩りが出来ると来る前には聞いていたのだけれど、時期があるのか今回は出来ませんでした。

オートキャンプサイトをブラついていると、けっこう煙と臭いが気になる。サイト横にある焼却炉でゴミを焼いているようで、サイトによっては、もろに煙が襲ってくるようで、こんな所でゴミやくなや!と思ってしまう。我が家のサイトは離れていたので、被害は無かったですが。
オートキャンプサイトでは無く、管理棟を挟んで反対側にある、林間サイトに行くと、藁葺き屋根のコテージがあり、その周りでドングリ拾いや竹で作った楽器みたいなのもあり、けっこういい感じです。キャンプするなら個人的には、こっちの方をお勧めしたい。

はっきり言って何もする事が無く(車でどこかへ行けば良いのだが、借り物の為そうもいかず)だらだら過ごして、夕方になりお風呂に行くことに、河鹿荘にはお風呂があり、大人500円 子供300円で入浴出来る。
お風呂に入り、ホッこりして、昨日とはうって変わってゆっくりした夕食となりました。やっぱりキャンプはこうでないと。・・・┳┳ ヽ(^▽^ゞ) ゴハンゴハン

8日 早々と撤収し迎えの同僚を待っていると、12時半頃来てくれて一緒に修理工場の方へ、オーナーさんにキャンピングカーを返し、お礼をして。デリカは後日、大阪から行きつけの修理業者が引き取りに来ますとお願いして、帰路に着くことに、せっかくの休日を同僚には悪いことをしてしまったが、非常に助かりました。

今回のキャンプはアクシデントにより、かなり盛り上がりにかけましたが、親切な方々のご厚意により子供たちの喜ぶキャンプが出来たことに感謝します。
今年のキャンプはこれで最後になるかもしれません。デリカの修理がいつ頃出来ることやら?・・・('';)ウーン