便乗キャンプ

自然の森ファミリーオートキャンプ場


平成16年2月28日〜29日
大阪府豊能郡能勢町山辺411
TEL:072-734-0819

大阪府豊中市からR173に入り、そのまま綾部方面に北上して能勢町へ。峠に入る手前の新砂原交差点を右折し10分で左手にキャンプ場入口。入口を入って5分走ると受付棟。




晴れ 晴れ
28日(土) 29日(日)


今回は、【joypapaさん】から『自然の森にreikaとキャンプ行くねんけど、どうする?』と言うお誘いをもらい。子供たちに聞くと『行く〜』の一言だったので、便乗キャンプとなりました。

自然の森には前回行っているので、10時に到着するよう荷物を積み込んでいると【joypapaさん】からメールが来て、もう能勢に着いたとのこと。え〜!ってことで、急いで積み込み我が家も出発。

キャンプ場に到着すると、設営を済ませてのんびりしている【joypapaさん】と管理人の【のだてさん】が出迎えてくれました。

サイト風景はこんな感じで〜す

早速、我が家も設営を開始。【joypapaさん】がスクリーンテントとタープを建てていたので、そこに【ティエラ】を入れてもらいました。

ウサギも寒いので
小屋の中でで〜す

なんぼ大阪とは言え、まだ2月の能勢はやっぱり寒い

管理棟横には、山積みされた木とオノが置いてあり、管理人の【山のおじさん】が『自分で作った薪はタダだから、どんどん使って良いよ』って言ってくれたので、こうゆうことがなぜかしら好きな我が家は、せっせと薪割りしました。(なんとかに刃物やがな〜)

ストレス発散に薪割り。気持ち良いす。

子供たちは、管理人さん所の『チヒロくん』が今回は遊んでくれないので、4人でキャンプ場の下の方まで散策に行き、靴を濡らして帰ってきました。

寒空に裸足っす

日も暮れて寒くなってきたので、薪をガンガン焚きました。

焚き火に魅入られるかず君

夕食を食べて酔っぱらったお父さんは、さっさとテントに潜り込みましたが、夜中に【さーちゃん】と【かずくん】に寒いと言って起こされ、チョットでも暖かくなればと思い、ランタンとシングルバーナーを【ティエラ】の全室で着けましたが、あまり暖かくならないので焚き火台Sに豆炭を燃やし、全室に置きました。

外は冷たい雨で、【ティエラ】の幕体も温度差による結露で、内側が濡れてしまし、全室の地面は結露による露で、びしゃびしゃになってしまいました。

悲惨な現場

2時間くらい経ったので、子供たちも寒くないだろうとお父さんも寝るためにテントに入って横になると。ん!なんか【かずくん】の様子がおかしい。なんか雄叫びをあげて、うめいている。お母さんも飛び起きて、『目を開けなさい』と言いながら呼びかけても一向に反応がない。これは尋常じゃないなってことで、病院へ連れていこうとお母さんか抱いて【ティエラ】を出て、お父さんが【ティエラ】を出ようと幕体を開けた瞬間!。今度はお父さんが雨の中その場にへたり込み動けなくなり、手が痙攣を始めました。
これはお母さん1人では、どうすることも出来ず、車で寝入ってすぐの【jopapaさん】を呼びに行き、取り合えず雨のかからないところまで引っ張り込みました。【ティエラ】は前室を全て開け、焚き火台Sも外に出しました。
幸い【かずくん】は【ティエラ】を出た段階で息をして、意識も戻っりましたし、お父さんも少しして意識を戻しました。

もう少し遅ければ家族全員が一酸化炭素中毒で死ぬところでした。【かずくん】のうめき声がなければそのまま寝ていて、一家心中か馬鹿なキャンパーで新聞に載っていたでしょう。【joypapaさん】にもご迷惑をおかけしました。

悪夢からの朝

朝になり、頭も重く、ボーとしていると、【のだてさん】が来てくれ。『寒かったですか』と言って無料でストーブを持ってきてくれました。また、希望があれば電源も引いてくれるそうです。昨日聞いていれば、こんな事件はなかったんやけどな〜。でも親切はありがたいっす。
【のだてさん】の『テント乾かしてから帰って下さいね』と言う優しい言葉に、のんびりダラダラ片づけをして、昼頃にはなんとか全員体調が戻ったようで、キャンプ場を後にしました。

体調も戻って、お腹も空いてきたのか、子供たちの『お腹空いた〜』の声で、途中の道の駅でご飯を食べて帰りました。

今回のキャンプは恐ろしい体験をしましたが、良い教訓になりました。キャンプにも慣れてきてたので油断があったのだと思います。皆さんもテント内で暖をとる際は、くれぐれもお気を付け下さい。(そんな!アホなことすんのは、おまえだけじゃ〜)

すんまそん!