バッハ カンタータ第51 番 「全地よ、神に向かって歓呼せよ」(BWV 51)
Bach Cantata "Jauchzet Gott in allen Landen" (BWV 51)



この曲は極めて華麗な作風のソプラノ独唱の為のカンタータですが、小編成にもかかわらず多くのカンタータ曲の中でも華やかな曲の一つです。
ソプラノ独唱は高い音域を使い、高度な技術が必要なことから、ソプラノ歌手の重要なレパートリーとなっています。
とりわけソプラノのコロラトゥーラ独唱とトランペット独奏が活躍する「歓喜せよ」(Jauchzet)と言う歌詞で始まる第1曲のアリアは良く知られています。

作曲は1730年、初演も1730年9月とされていますが、ソプラノのコロラトゥーラ独唱は至難な技巧が要求されることから、ライプツィヒ以外の地、ドレスデンでは無いかとの説も強く主張されています。




江袋教会. 平成19年2月12日火災により全焼、復旧計画中

Soprano: Edith Mahis
Muenchener Bach-Chor and Orchester directed by Karl Richter
January 1972 in Munich



1.Aria

Jauchzet Gott in allen Landen!
Was der Himmel und die Welt
an Geschoepfen in sich haelt,
muesen dessen Ruhm erhoehen,
und wir wollen unserm Gott
gleichfalls jetzt ein Opfer bringen,
daァ er uns in Kreuz und Not
allezeit hat beigestanden.
Jauchzet Gott in allen Landen!



1.アリア

全地よ神に向かって歓呼せよ
天と地の中にある
被造物はすべて
神の誉れを讃えよ。
私たちも同じように
神に供え物を捧げよう
神は十字架と苦難の中で
常に私たちのそばにいて下さるのです。
全地ら神に向かって歓呼せよ。




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