私が鉄道に興味を持ちはじめたのは、物心つかないうちからだと親が言っていた。

というのは、東京都大田区に生まれた自分を蒲田の電車車庫（蒲田電車区）に

連れて行った際、いつもは落ち着きのない性格が

まるで借りてきた猫の様にその場からピタリと動かず、入れ替わり入庫してくる電車を

ジーと凝視しつづけたからだと言う。

ちなみにその場から撤収しようと親が手を引いても動こうとしなかったらしい。

また、デパートでは迷子になるぐらいチョロチョロしているのが電車内では全く動かずに

きちんと座っていたらしい。

その時親はこう確信したという。　「この子は鉄道が非常に好きになる。」

これが私の鉄道ファンへの始まりです。

１９６８年頃の蒲田電車区と当ＨＰの管理人

当時は既に１０１系や１０３系が主流でしたが、

写真右端と中央に７３系の姿も見えるところから、

まだこれらの車両も活躍していたものと思われます。

今ではこのような空き地はなく、狭い道路と建物が

密集しています。

中央林間駅を出発する小田急の車輌と
それを見入る当ＨＰの管理人。（１９７６年頃）

現在は東急田園都市線も接続し、小田急の急行も停車する

華やかな駅に発展しましたが、１９７６年頃は（まだ左記の

画像の通り）野原が広がり、この位置から電車の走行する

シーンを見ることが出来ました。