「エアフォース・ワン」の感想


ハリソン・フォードが大統領。 でも、キャラクターはハリソン・フォード。最後のシーンとか。 あまり当てはまらないんだよな。
ハリソン・フォードと大統領。

構成は、2部に分かれている。 ハイジャックと飛行機の操縦。
だから、初めはかくれんぼな話かなと思ってたら、 飛行機モノに変わったので少々戸惑った。 敵さんビシビシやっつけたら今度は操縦かい。 しかし、飛行機の描写。まるで某765の「エー○コンバット2」。 なかなか。ちょっと苦しいが。 久しぶりにやりたくなりましたねぇ。

なるほどと思ったところは、テロのリーダー(ゲイリー・オールドマン)の思想と大統領の思想の違いである。 しかし、彼のキれた部分を見せるのみで終わった感じがして寂しかった。

主題はやはり、大統領がどれだけ信頼されているか、部下がどこまで奉公するかということであろう。 この描写はくどくど出てきて、 こいつはもしや「インデペンデンスデー」以来流行っている「特攻野郎」か? とか邪推してしまった。

いまいちな部分は、テロのリーダーの死ぬシーン。 「俺の飛行機から去れ!」はないだろおい。 ここらへんは、何か付け足しみたいで面白くなかった。

最後に。かなり無理な部分もあって笑えます。面白い映画でした。 アクションですから。。。


Copyright by Kenta KIDO, November, 1997