「コン・エアー」の感想


初めに出てくる監獄の外観が滅茶ちゃちかったのは置いておこう。
麻薬取締官(DS9のオブライエン)がサングラスかけて '65年型コルベットに乗ってやってきたのには感動した。 エラ出てるし。 しかし、ちょいとオマヌケだったのは残念。 物語上オマヌケな人物なんだけどね。

見ていて、 主役の(ニコラス・ケイジ)、やっぱりボサボサ頭で目つきが恐い。 わざわざ作り出す格闘シーンや ちょっと意味が無かった糖尿のじいさんを見て、 やっぱり暴力ベキベキにしたかったんだな等と 思いましたが、 カット割りの早い緊迫したシーンといい、じわっと出てくる皮肉といい、 自分の頭の中でそれがシンクロしてなかなか面白かった。
ゾディアック事件の犯人ような経歴をもつグリーン・G(スティーブ・・・)。 少女と遊ぶときに感じた寒さとか。 しかし、最後はなんやぁ?

しかし、今年見た映画の中で、割とポイント高いのでありました。


Copyright by Kenta KIDO, Nov., 1997