「ロストワールド」の感想


どうにもネタが巧くないので、キャラクターでお茶を濁しておきます。。。

キャラクターについて。
主役イアン・マルカム役のジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)。 「インデペンデンスデー」で主役やってたし、前編「ジュラシックパーク」 でもこの役だったのだが、濃いので許す(何を!)。 「ザ・フライ」でハエにもなったらしい。 ローム電子〜(CMネタ。要パンフレット。すみません。。)。
ローランド・テンボ役のピート・スポルスウェイト(Pete Postlethwaite)。 渋くて良し。ロミオ+ジュリエット、ドラゴン・ハートでも神父役で出ていたが、 それに見えない顔つきもいい。 やっぱ「ラスト・オブ・モヒカン」か。

だめ〜な感想。
どうもニック・ヴァン・オーエン(自然保護な人)が、ただのいらんことしぃ にしか見えないのは何故か。 ジョン・ハモンド(元「蚤のサーカス」な博士)自分であんな所作っといて そりゃないだろ。 ピーター・ルドロー、会社の為に頑張ったのに、 ラストで死骸になってサイトBに護衛されてしまうとはなんと悲劇か。 恐竜に当たって跳ね返る自動車がプリティーじゃあ。
といった些細なことは、この映画で語ってもおもしろくない。 さすがスティーブン・スピルバーグ、見せるところは魅せる。 すってんころりんすっとんとんな展開はお手のもん。 初回ピンチの時の風景、ガラスの割れていく模様、そして脱出の悲劇は 凄いにつきる。
しかし、最後まで見て、こじんまりまとまってしまったなと思ってしまった。 まぁエンターテーメントやし、恐竜すげーで満足満足。
こういった直球勝負な映画は見せる(動き、映像のセンス)のが第一やね。 他のでもそうか。


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