まず、キャメロンのタイタニックマニアぶりが随所に発揮されて凄かった。 映画始めによく出てくるタイタニック号の内部の描写の細かさ。 1等客室、ダンスホールだけでなく、 3等客室、機関室の蒸気ピストン機関(ハマりました)、機関のボイラー室など 思わずにんまりしてしまう。 伊達に240億円使ってないなと思った。
といって、演出も疎かじゃない。
細かく見ても、誰かが何かをやってるし、その行動に感動してみたりして。。
ジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイト・ウィンスレット)の
恋物語が中心なんだけど、それが奇麗にタイタニック号の悲劇に組み込まれている。
沈没によって起こる惨事(救命ボートが定員の半分しかないことによる)を
見せつけられ、圧倒される。涙無くして語れません。
演技でも、レオナルド・ディカプリオらしいところが控えめで良い感じだった。
最期なんか、もう、感動で泣ける。
いいです。マニアで見てもディカプリオくんで見ても。普通に見ても。