宣伝ではかなり「ディカプリオ様」でしたが、実際に見てびっくり。
かっこえぇ。ダルタニャン。
役者の名前を見忘れたのが残念でしたが、なんとも個性的な髭を生やしているのに
こいつは!
と思わせるほどの顔の渋さと迫力で押し切られてしまいました。
国王役のディカプリオは出方が控えめで良かったし。
しかしちょいとおまぬ〜かも。。
話も良し。
最近はとんと正統な話(最初に観客を引き付け、最後にオチをつける)を
見なくなったせいか、最初の動機づけに非常に好感が持てました。
納得のナです。
また、最後のどんでん返し。こいつにゃ涙しました。
こんなところでこいつが死ぬんか!
しかし、お墓がなかなかのチープさを演出していて笑えました。
残念なのは、演出のまずさです。中盤の弱さはどうにもいきません。 後半につなげる重要な役割のはずが、その意味を成していない。 おかげでディカプリオのおまぬけ仮面姿が引き立って見えませんでした。 あと、最後の5人突撃はやはり5人でないと駄目だったのかなと疑問です。 たしかに、重要な「国王が双子である」事実が白日の下にさらされる 事柄には必要なことですが、それにしてもまぬけすぎる。
とは書いてみましたが、どんでん返しに引き込まれ、それに涙したのも事実。 悪くない映画でした。