「ラブ&ポップ」の感想


東京が大雪のため、エディ号(東京徳島間の夜行バス)が止まったおかげで見ることができました。 というより話題性の強さに轢かれたのですが。。
舞台挨拶のおまけ付き。舞台挨拶って初めてなのでなんか嬉しい。

庵野監督は以前よりふっくらしてるように見えました。 たしか、前に本人を見たのは1995年のガイナ祭りだったな。 女の子の下腹部にカメラを仕込んだとか言ってましたわ。

舞台挨拶が終わった直後に、座席中央付近の人らがごたごたを起こしてちょっと緊張。 東京のモンはバイタリティーあるのぉ。。

映画は、バスに間に合わなくなるので最終30分を見逃しましたが、 観て面白かったです。

それは、庵野やなぁと思える構図が、実写でバンバン出てくること。
はじめのほうはそれが少し嫌味に見えたんですが、途中からうまく決まりだし、 アニメと一味違う新鮮味があって、これに引き込まれました。 凄いなこりゃ。

しかし、やっぱりエンターテイメント性強いなぁと思いました。 まぁ映画なんてそういうもんですが。。。
はじめは、何かメッセージを語ろうとしている、 そういう雰囲気が強かったのですが、後半はそれが薄れ、 もっと踏み込んでくれたら面白いのにと残念でした。

しかし、後半は大笑いしてました。 笑かそうとしてるし。 というのも、観ていて、
「こりゃ、自分が援助交際しまくっとったついでに映画撮ったな」
と思えてきたからでもあります。 こうなると、まあええやろてな具合。
もしかしたらβエンドルフィン出てたかもしれん。

次回作も期待できる監督ですわ。


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