「パーフェクト・ブルー」の感想


大阪での会社研修中、PERFECT BLUEを見てきました。 こういう時、都会はいいなぁ。。

始めに流れた映画CM、「Looking for」。 「国府田マリ子、そんな撮り方したら僕は真っ先にヒク」 と思いつつ、高価なサイドカーに感心する。

どうも始めは引き込まれなかった。 主人公はアイドルから女優へと転向する。その時の「大きな友達」な ファン心理を思い浮かべたくらい。 ほなけど、恐いわ。勝手に自分に成りすまして自分の日記を書いてくなんて。 インターネット上で。
女優へと転向した彼女は、どんどん「汚れ」て行くわけだが、 それと伴って起こる奇怪な事件。そんなもんかなとか思って見ていたが、 状況一転、ドラマのレイプシーン。リアルすぎる。。。。 クラッときたので引き込まれました。 どんどん、現実世界と元の「アイドルの主人公」な虚構の世界の交錯が 決まり出し、良い感じに頭を混乱させる。
クライマックス、当然なんだけど、あまりに現実離れしてショックだった。 何故彼女が。。
そしてラスト。主人公の声質が印象的だった。 それだけがカタルシスだったが、それで良いと僕は思う。

例の北野誠と南かおりのワイドショー記者。北野誠の役の顔、雰囲気似てて良い感じ。 他から「アッ。」とか声が聞こえてきたりして。


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