この監督、「ロボコップ」で面白い具合に皮肉を演出しておりましたが、
この映画でそれをさらに押し進めた格好です。
原作「宇宙の戦士」。しかし!。。。(こんなとこまで皮肉らんでも・・)
初めに「これはハインラインが1950年代に書いたSFです」
つうテロップが流れるだけある。
現れる敵宇宙人。
攻めてく地球人。
やられて逃げてく地球人。
そして、人が死にまくります。
中でも、映画の中で何回も放送される「ニュース」。
殆ど戦意高揚映画のパロディ。その中にでてくる「自主規制」文字。
「ヤマハのスポーツ心臓」じゃないけど、もう大笑いでした。
特撮の具合も活きてたし、「主人公がどないなるんや」と感情移入もバッチリ。 原作を読んだこと無い人にはお薦めです。