050730ー050802 雲の平、高天原
2005年に行った山はほとんどが、既に行った山。還暦の歳の行動とは、なんとなく昔を懐かしみ、今ある自分をいとおしみ、これからの人生の少なさを思い悩んでいた。ただ、暇にはなりたくないと言う一途な思いで、行動力が、まだあるんだよと自分に言い聞かせるために出かけたようなものでした。そのような環境下で妻と2人でようやく雲の平まで行ってきました。
雲の平は1995年に私たちが100名山を完登した時の夏に、縦走したコースでした。その時は立山から入り五色が原、薬師岳、黒部五郎、三俣蓮華、雲の平、高天原、双六岳とテント泊で走破し、それから登った笠ガ岳で100名山目の山がでした。
同じコースを取る元気はなったので、今回は太郎兵小屋から登り雲の平、高天原、と登り、下りしてまた太郎兵小屋に戻り、再び宿泊しました。幸いに小屋の受付の方が私達を覚えていてくれて、2泊したというので、太郎兵小屋の手拭をサービスしてくれました。ありがたく頂戴し、記念品にしてあります。
雲の平は、大変な思いをしました。10年前と同じペースで歩いたので、何とか歩けはしたものの、帰ってからは夫婦で足腰に痛みを発症し、日常の生活も不自由になりましたので、その後の登山は控えなければなりませんでした。
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太郎兵小屋からの出発 薬師沢までの下りは、緩やかでしたが、沢から雲の平まで登りは急に厳しくなります。 |
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雲の平小屋 小雨が降り出したので、休憩も取らずに、先を急ぎました。 |
高天原小屋 小屋から1kmほどは離れた所にある温泉には、しっかり浸りました。 疲れていたので、辛い往復でした。 |
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雲の平小屋 ようやく小屋まで戻れて、ほっとしました。高原小屋から薬師沢沿いは、沢歩きで、慣れていないので、随分と手間取ってしまいました。最後の登りがきつく、小屋に着いたのは、6時近くになってしまいました。 |
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