北アルプス槍ヶ岳ー三俣蓮華岳の縦走

槍ヶ岳ー三俣蓮華岳の縦走トレース 槍ヶ岳ー三俣蓮華岳の縦走トレースmap、クリックで拡大します。 9月の3連休を利用して北アルプス表銀座の登山口の燕岳から大天井岳、槍ヶ岳、三俣蓮華岳から新穂高に下りる縦走をしました。キーワードは63歳の秋。今回は北アルプスなので山小屋も充実しており、予約も要らないないことからテントと炊事用具を省き寝袋とと水だけにして約12~13kgにしましたので以前よりは楽になりましたが、長丁場の縦走にはもう少し荷を減らさないとまだまだきつく、次回はもう少し工夫が必要なようです。
第1日目の9月11日は新宿から高速バスでJR穂高の近くのドライブインまで行き、そこから安曇野を散策しながら駅まで歩き、その後シャトルバスに乗り換え中房温泉登山口まで行き、この日の入山は無理なので直前に予約した有明荘に泊まりました。例により出発前は縦走の辛さが思い出されいやになるのですが、スケジュールにより登山口で一泊しましたので翌日は元気に入山できました。
第2日日は中房温泉登山口から入り、合戦小屋で西瓜を食べている登山者を横目で見て先を急ぎました。燕山荘からの周辺の眺めと表銀座の山々の景観はいくら眺めても時間の過ぎるのを忘れる程でした。燕岳の尾根に出てしまえば、後は表銀座のプロムナードコースで高度差はさほどに無いのですが名も無い峰を果てしなく越えて行くと大天荘(最近は山小屋と言わず、山荘)にたどり着きました。時間がまだ早かったのでチェックインしてから大天井岳山頂まで行って記念撮影。
第3日は喜作新道ー東鎌尾根をたどり槍ヶ岳山荘へ向かいました。同じように名のある峰は西岳(2758m)ぐらいなのですが、似たようなピークと名の無い峰を果てしなく越えてゆきます。この日は朝から霧と小雨で下界がまったく見えず、雨具の厄介になりながらひたすら前だけを見みて歩きます。槍ヶ岳山荘に着いた頃は濡れており温度もかなり下がっていましたので、この日はこれで御仕舞いにしました。
第4日は朝から好天が期待され朝焼けが綺麗でした。まだ夏の終わり頃だというの槍ヶ岳頂上(3180m)付近は10度cを下回り、霧と風に取り囲まれて眺望はいまひとつ、後から登って来る人に押し出されるように頂上を下り西鎌尾根に向かいました。同じように名のある峰は樅沢岳(2755m)ぐらいなのですが、似たようなピークと峰を果てしなく越えて行きます。この日は快晴に恵まれ周囲の鷲羽岳、裏銀座の山々の眺望が楽しめました。雷鳥にも遭遇し鳴声をビデオに録音したのですが、後で聞いてみると雑音にまぎれていました。この日は三俣山荘まで行き体の汗を久しぶりに拭うことが出来ました。
第5日は前夜に寝ながら、三俣山荘で買ったオリジナルの山地図を見ながら考えた結果、三俣蓮華岳ー新穂高に下りることにしました。当初の計画では、もう少し頑張って扇沢に抜ける予定でしたが疲労の具合と腹八分目の山行きが良かろうと諦めた次第です。この日は新穂高発の平湯行き14:50のバスに直前で乗れず(実は始発なので15:00だろうと思っていた。)15:50の濃飛バスで平湯に出て、乗り換えて松本に行き、路線バスの中で予約して、松本からの高速バスに乗れて23:00に新宿に着きました。山行きの高速バスは8月末までで9月からは時刻表が変わっているので苦戦しました。

今回の槍ヶ岳縦走は緊張の連続でしたが楽しめました。自分の昔の山行きでは過去の経験を反芻しつつ想い出しながら歩いたような気がしますが、今回は将来のこと、次は何をしようか、何をしたら面白そうかなどと考えながら歩いています。これが63歳の秋の初めの腹八分目の槍ヶ岳縦走の成果のようでした。
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燕山荘にて。背景は裏銀座の山々
大天井岳にて。
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槍ヶ岳山頂にて。
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樅沢岳にて。背景は鷲羽岳
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三俣蓮華岳にて。背景は黒部五郎岳

弓折岳にて、背景は槍ヶ岳、穂高岳。
槍ヶ岳山荘は綺麗に改装されていました。北アルプスで今回お世話になった山小屋はどこも談話室、環境配慮型トイレが整備されていて居心地も良くなっています。宿泊料は有明荘9500円、大天荘8500円、槍ヶ岳山荘9000円、三俣山荘8900円、昼用弁当代はどこも1000円。 北アルプスの登山コース