2005年3月議会 |
苗村洋子一般質問 |
岩本博子一般質問 インターネット子ども教室について 昨年度、3学期に市内12の小学校で実施された、インターネット子ども教室について質問しました。 これは、NTTコミュニケーションズなどによって構成される子どもメディアフォーラムが文科省から委託を受け、教育委員会を介さず直接学校と連携し運営していくという新しいタイプの事業です。子どもたちが、パソコンを使用する際のルールやマナーなどについて体験を通して学ぶこと、また放課後や土曜日の子どもの居場所の確保を目的として、各学校で土曜や放課後の時間帯に10回程度のプログラムで行われました。 この事業について、「準備期間が短く見切り発車的に始められ、地域のボランティアに丸投げされたような感があり、現場が混乱した」「提供された教材だけでは不十分」「業者・学校・教育委員会の連携がとれていない」などの課題を指摘しました。次につなげるために、現場の講師や子どもの声を聞き、今年度の事業をきちんと総括すること、メディアフォーラムに改善点を要望すること、各学校のボランティア同士が意見交換できる場を設定することなどを提案しました。今後の地域のボランティアの活用については、丁寧なプロセスときちんとしたコーディネーターが必要であることも強く要望しました。 福祉有償運送(移動サービス)運営協議会の設置については単独設置、広域設置それぞれのメリット、デメリットを考慮し、近隣市とも一緒に検討しNPOの事業に支障のないようにしていくとの答弁でした。 |
暫定予算になりました 3月議会では、新年度予算が審議されます。4月初めに市長選挙があるにもかかわらず、例年通り1年間のフル予算が提案されました。これについては、市長の任期が4月10日までであることから否決しました。市民生活に影響のないように暫定予算を組むよう求め、2ヶ月間の暫定予算となりました。5月には新市長のもとで新たな今年度予算が出され、議会で審議することになります。 |