ヒアリング報告

 皆さんからお寄せいただいた「ひとこと提案」は整理して、調査しまとめて「予算提案」として小平市に提出しています。そして、そのうちからいくつかのテーマについて行政の職員とヒアリングを行い意見交換を行います。
 小平市地域協議会では2005年に小平市に提出した「2006年度予算提案」に基づいて ヒアリングを行いました。

  自転車について
    12月13日(火) 午後1:30〜3:00
    ☆交通対策課、みちづくり課
 
   

 今回、寄せられたひとこと提案の中に「自転車について」のものが多くありました。
 自分や他人の自転車で危険を感じている人がたくさんいます。これは自転車に乗る人のマナーだけでなく、自転車で使いやすい道路が少ないことも原因です。駐輪場や自転車教室について、また道路の状況について話を聞きました。例えば、昨年度から進めているUD(ユニバーサルデザイン)ブロックを歩道を車いすなどが通る時の段差解消のために設置しています。都道のブロックは無着色ですが市ではわかりやすいように緑に着色しているということでした。歩道の狭さについては、道路幅の問題がなかなか解決できるところは少ないようです。歩道の形状や電柱の位置などの改善、また、幹線道路やコミュニティ道路など、道路のあり方について意見交換しました。

**参加者の声**
  電線の地価埋設を進めてほしいと思っていました。毎日通っている府中街道の工事が電線の地下埋設工事だったと気づきました。 そういえば、見た目もすっきりし、きれいな町並みに変わりました。地下埋設は、防災、耐震に強く、復旧も早いので進めてはいるが、今後、どう開発されるかわからないところはまだまだ先になるそうです。この工事は、道路管理者(市道、都道、私道)、東京電力、NTTの多くの協力がないとできないこともわかりました。また、歩道にあるガードパイプは歩行者にとっては歩道の幅が狭くなり通りづらく感じていましたが、車道に飛び出す危険があるところに設置されているということでした。歩行者のマナーも大いに問題があると感じました。

 健康施策について
    12月16日(金)10:00〜11:30
     ☆健康課

 今回は乳児検診と乳がん検診を中心に意見交換しました。
@「子どもの集団検診とBCGの予防接種を受ける場所を複数箇所に増やせないか。
  検診用の機器は精密で動かせないことや、会場のスペースの確保が他のところではできにくいなど実施は困難。
A乳がん検診のマンモグラフィーが40代からだが、早期発見のためにも、30代からできないか。
 現在は2年に1回のマンモグラフィー検査を導入している。30代には法律で規定がない。小平市では30代に触診を受けられるようにしている。
B若いお母さんにも多い乳がんなので乳児検診の時などに母親の乳がんの自己検診方法の指導を併せて行えば、若いお母さんたちの受診者が増えるのではないか。
 良いアイディアなので実現できないか検討してみたい。健康づくりで年5〜6回行っているが参加者が少ない。サークルなどで呼んでもらえると自己診断方法の指導もできるそうです。