* この霊符は星廻りに関連する符形です。星とは「九星」の事で暦を御覽戴きますと、一白水星・二黒土星・三碧木星〜九紫火星と有りますが、それら九つの方位の星を指します。
*よく方位が悪いと言いますが、その良し・悪しは「九星」の位置関係によって判断されます。「九星」は絶えず運行していまして、御自身出生の生まれ年(本命星)と、現在の星(当年属星)・等の位置関係で、運気が低迷していたり・災いを呼び込みやすかったり・等の警告を読み取ります。
*本命星・当年属星を始めとして、日月星諸宿曜とその主神の恩恵を受ける為の霊符で、種々の祟りや罰・悪念を逃れ、悪疫や業病の厄災、天災・地災・人災・等を排除する為に用いられます。
*主に「厄除け」「方位厄除け」等の祈祷札の内に描かれる符形として尊信され、暦における「中段」「二十八宿」にも対応していますので、一般的には用い易い霊符と思われます。
* 書写にあたっては、無念無想にて丹田に力を込め、念を強めて一気に白紙に朱書し、開眼供養を行った後、主札は「神棚」「仏壇」に御祀りし、護符は常時身に付け所持して戴きます。それにより後述の災厄を逃れて安泰を得らます。諸符の効験つきましては、解説を付しましたので参考にして戴きたいと思います。
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