■桐生の家
地方都市の住宅地の端に建つ住宅です。当初両親と息子家族4人のための住宅として計画しましたが、現在はお子さんが1人生まれ夫婦と子供3人でお住まいです。敷地は3角形の変形敷地で、東側に小山があり朝日が上るのが遅いため、南西に庭を取ってより長く採光を確保することとしました。また、リビングを中心にダイニングや個室を周りに配し、様々な繋げ方ができるようになっています。当初お子さんが小さかったので、ダイニングをファミリールームと兼ね、テラスと繋げて独立性を持たせました。
ヴォールト屋根は内部空間を優しく繋ぐためにできた形ですが、背後の山とリンクした形の様にも見えます。
所在地 :群馬県桐生市
敷地面積:262.30m2
建築面積:130.64m2
延床面積:181.05m2
主要構造:木造
規 模 :地上2階
施 工 :松浪建設
写 真 :鏑木宏司
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