■深沢・公園脇の家
以前設計した『深沢の家』の隣りにほぼ同じプログラムの住宅を設計しました。
1階にはコンパクトながら待合いや水屋を備えた4帖半の茶室があります。
限られた面積の中で広がりを確保するため柱は125o×125oのH鋼を採用し、木造の建物の様に柱型を出さずにすっきり納めています。また前面道路側を壁で覆うことで外部からの視線をカットし、壁までが内部空間の延長としての広がりを持たせました。
道路側全面をガラスで覆った『深沢の家』とは対照的になっています。
所在地 :東京都世田谷区
敷地面積:66.73m2
建築面積:38.91m2
延床面積:114.40m2
主要構造:鉄骨造
規模  :地上3階
施工  :栄伸建設
写真  :上田宏
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