■軽井沢・追分の家
軽井沢追分に建つ木造2階建ての週末住宅です。オーナーは幼少の頃から頻繁にこの地を訪れ、追分の自然をこよなく愛してきました。敷地の南側にはオーナーの両親が所有し、長く親しんできた別荘が現存しています。この週末住宅は多忙な日常生活から離れ、純粋に風の音を聞いたり木立の木漏れ日を楽しんだりしてリフレッシュするためのスペースとして計画されました。敷地周辺は緩やかな南斜面で整然とした樹木に覆われています。この自然とどのように対峙するかが設計のテーマとなりました。自然の中に密度のムラのようなものを創り、そこが自然に心地良い居場所になるような空間を目指しました。立つ位置によって樹木や地面からの距離が変化するため、平面的な場所は慎重に決定する必要がありました。またひとつながりの空間を雁行させることにより小さな溜まり(居場所)を創ったり、高い・低い・勾配天井などにより空間のボリュームに変化を持たせ、多様な質の場を創りました。ピクチャーウインドーによって景色を切取る場所、全面開口部とし景色を取込む場所、壁でクローズする場所などを設け、意識的に自然と多様な関係の場を創りました。
所在地 :長野県北佐久郡軽井沢町
敷地面積:841.00F
建築面積:174.15F
延床面積:209.47F
主要構造:木造
規 模 :地上2階
施 工 :新津組
写 真 :上田宏
15