Word By 藤井美保

顔合わせ日記

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11月22日(月)8時天満

ややこしいので今日から、イニシャルはつかわないことにしました。だからみなさん自分の言動にはよく注意してください。

11月22日月曜日、いつもの正宗屋の二階で集合。川田と藤井が行った時は、大竹野さんと「暇だけどステキ」の飯島さん、そして鉛乃文檎のえびさん、そしてしんちゃんが勝手に飲んでいた。飯島さんとえびさんは、今回はじめて一緒に苦労していただく親切な方々である。

あたしはもと銀行員の才能を買われて、くじら企画の金銭出納帳を預かる。これからは、くじら企画のきんこばんです。きんこの中身は、請求書の類と、「もう少しまってください」「ごめんなさい。はらえません。」「いずれ出世払いということで。」とか、ふざけた紙切れが入っていると思いますが、これからはこの鬼の取立て屋が、新地のママの姿で職場に家庭にお邪魔して、はらっていただくこともあるやもしれません。みなさん気をつけましょう。

それからたけかわさんと、みんなの千佳代先輩、くりちゃん一家六人、そして風太郎さん、マコちゃんと。すてきな帽子の高岡さんは、ボジョレーヌーボーを大竹野さんに差出し「おめでとう」といっていた。こんなにたくさん人がいても大竹野さんの真の友だちは高岡さんだけだった。 あたしがこのメンバーではじめてお目にかかるのが、暇だけどステキの飯島さんだったのですけど、名前をおぼえるのが苦手な私は、なんども聞きなおしてごめんなさい。心の中ではいつも、飯島「愛」さんと呼んで、再発防止に努めています。

あたしの前の席がマコちゃんだったので、マコちゃんと未知座の話をしたり、へんな居酒屋サンタモニカの話をしました。それから彼は車を買い換えたそうです。島田君のおかあさんは彼に60万円もお金を貸してもきっとかえってこないし、あまりの居心地のよさに毎日マコちゃんが帰ってきて、狭い思いをするのはおかあさんあなたなのですよととなりにお母さんがいらしたら、余計なことを言ってしまいそうな自分がこわいでせう。

となりは風太郎さんです。金銭出納係りとして、この人も私が注意を払っておかなければならない一人です、公務として、風太郎さんのスケジュール帳を横からのぞくと、ちゃんとお芝居のお仕事に通っており、プウちゃんは超人気物ですから、チケット100枚くらいは軽くうってくれるひとです。服装もおしゃれになり、えっとえっと女のヒトにもとてももてそうでした。多分絶対はらってくれるでしょう。

二次会は田舎という地下のお店です。このときも前がマコチャンでこのときはシャンソンのはなしでもりあがりました。私がシャンソニエのお話しをしたら、なんとマコ氏もいったことがあるのだそうです。でも出口美保子先生の時に行ったことがないのは、大変残念だから「ジルベールベコー」ツアーを強引に組みましょうと、手配をマコちゃんにお願いしました。マコ氏は風邪を引いていて、ねつがあるのかことのほか機嫌がよく、彼女の写真を携帯で見せてくれました。かわいかったです。人生短いのだから、男はアタックあるのみ、遠くにいる人ですが、絶対大阪に連れてきてください。そして「この車の助手席は『ずっと君のために開けておいたんだぜ」といって、彼女をなごませて上げてください。

斜め向かいの飯島さんからお話しが聞けたのは、かれが田舎出身であられること、大学時代のこと、そして22、3でお芝居を心指されたこと、暇だけどステキの大体の意味、このくらいであります。みなさんつづきをお楽しみに。

大竹野さんは、いつでもどこでも焼酎を飲んでいるが、今日はずーっと遠い席で話の内容までは聞こえない。遠くから観察している限りでは、いつもの「うれしさをかみ殺す男」大竹野さんでした。今日もたくさんで飲めてうれしかったです。わたしの初仕事はこずえさんから預かった、金銭出納丁に「島田さん400円、こずえさんに借り」と赤い字でかいてもらうことでした。仕事言うものは大変だということが徐々にわかってきました。

続く