Word By 藤井美保
8月1日は大竹野家の初盆がありました。 あたしや川田さんや久しぶりにひがちゃんがかけつけた時はもう夜だったので、行事とかはおわっているようでした。げんかんを入ると「どこにくつおいたらええねん」ってゆうぐらいぞーりやうんどうぐつ、サンダル等々カジュアルなはきものがいっぱいでした。それらをちょっとふみながら上がると、手前の部屋が子供べや、つきあたりのリビングが大人べやのようでした。 大人べやをあけるとイシダハカセ※1が立っています。その時は、せいたか帽子はかぶっていなかったのですが、どーしてもズボンにチョッキ姿のハカセが不思議の国のアリスに出てくる種類の人にみえてしまします。ふところに金時計が入ってそうなのです。 さっそくお酒とワインを大竹野さんにおそなえしました。大竹野さんコーナーはしゃしんや、ちいさくもったごはんたちや、わらのお馬や、カラフルな紙に字がかいてあるものがいっぱいで、みずいろの小さなボンボリが、もしももいろだったらおひなまつりのような感じでした。 新しくなった台所は、とっても使いやすそうで、おぐりんとこずえさんが、てきぱきごはんやのみ物を出していました。 ぎゅうぎゅうづめのカジュアルな人たちは、ところどころで話したり、密会のビデオをみながら「こずえさん、若っ!」「雁さん、若っ!」とか言っていました。密会がおわると、海のホタルのビデオをかけました。 みんなこのとき「吐きそう」「吐きそう」っていいながら「なんでこんなもんつくってもうてんやろな」といっていました。妙に本格的なイシダさんのイカおどりが印象的でした。さすが、合気道や、能や、舞踏をやってるだけあって芸術的であります。とてもお酒をのんでのしわざ※2とは思えませんでした。 「トウショウさん、おたがいしぬ前にこれ、もおいっぺんやろな※3」と川田さんがいいました。そのころ、酒癖がわるく、となりの女子にはげしくセクハラをはじめた○○氏を、くりちゃん一家がつれてかえってくれました。あしたも稽古です。大丈夫でしょうか。 |
お稽古は順調に進んでいます。セリフもすごく入ってきています。ですが、くじらのアキレス腱はやはり年齢とダンスのセンスです。今回もダンスでは苦戦しています。 「音楽にのって体を揺らせる」だけなのでダンス以前の問題かも知れません。加奈ちゃんがしっかりしているので雁さんにレクチャーします。 「こうして こうして こうして こうしたら ほら自然に回れるやろ」と加奈ちゃんが言います。 「オレ、でもなんか引っ張られてる感じする」と雁さんが言います。 「もぉ こんなんできひんかったらうちが、なんか 雁さん介護してるみたいになってるやんか」と加奈ちゃんがいいます。 「二人で踊ってたら、やっぱり」「どうみても、生臭坊主※1と悪いホステスやな」と たぶん真ちゃんが言ったと思います。 P.S. 7月に「山の声」を東京で土屋さん(渡辺えりさんのご主人)が上演して下さったのですが、土屋さんと一緒にやった若い役者さんがものすごいイケメンだったそうなので川田さんがキャーキャー騒いでました。 何回も何回も、こずえさんと春生君が来てくださって有難うございますって紹介されてて、とても二人が恥ずかしそうだった※2と川田さんが言ってました。土屋さんと渡辺さんはメチャメチャいい人なんだそうです。 |
今回は海老さんがいないけい古ですが、海老さんがいないとは大変なことです。しんちゃんが海老さんになったり、エビちゃんが海老さんになったり※1しました。
わたしは、おぐりんがしっかりさん※2なのを知っているので、台所はどっちと聞きましたが、舞台の上下が逆だったみたいで、客席から見たり、舞台考えたりみんなでこんらんしました。上下※3がわからないとは、中高年劇団にはあってはならないことです。 照明のすずさんが見に来てくださって、「皆、上手くなった。演技に厚みが出てきた」ってゆってくれてすごくうれしかったと、マリンちゃんがいいました。 帰りはことぶきにいきました。先についたので、お母さんに「多分7〜8人くらいくると思う」ってお話していると「これな、おしぼりな、さいせいやけど 手エでもふいて」と出してくれます。 見るとカウンターの上に25pくらいの高さでズラーっとおしぼりがならんでいます。使用済みのそれらを一枚一枚ゆすいで、たたみ直しておしぼりを再生しているらしいのです。なんというかっき的な、究極のエコでしょうか!! この営業努力の成果で、ほとんどのみ放題1000円以下というきせきの値段のみすけたちのパラダイスになっているのです。おまけに帰りしなには、おかあさんが、「子どもやな」と思う若者に「コーヒーでも買い」といって小銭のキックバックがあります。本日もことぶき代大人1000円均一でした。 P.S. すずさんが、照明のおはなしをしてくれました。 大竹野さんの要求はいつもめちゃめちゃだったそうです。まず、照明をつくってみないとかわからないとかいうし、最初の絵がないし、ええっと思うところで「なんでこの役者の顔が見えへんねん」とか急にいうから いつもむちゃぶり用の照明を2つ予備においておいたそうです。 サラサーテも照明が重く、きっかけが多すぎて最後まで反対だったそうです それにお手伝いを頼んだ照明のスタッフの人たちが毎回大爆笑するので、大竹野さんのお芝居のときにはいつも、同じ人たちを呼ぶんだそうです。 また、照明にあたる側にも、深いものがあり、ものすごく小さいピンスピットにでもタケちゃんと風ちゃん※4はぴったり顔をはめてくる名人で、雁さんと川田さんは立ち位置を間違えることがないので大丈夫で、海老さんはきれーに入れたためしがないので、海老さんの照明はあまりしぼれないそうです。 しかもすずさんがいうには、どうも海老さんはちゃんと照明に入ってると思い込んでいるらしいです。 海老さんにはないしょです。 |
今日はえらい人は1:00から来て小道具作りをしました。普通の人は3時に来て体操みたいなことをしていました。
お稽古をしていると6時ぐらいになったので、めいめいご飯を食べました。
真ちゃんが加奈ちゃんとあーちゃんを誘ったので翼君と私とひがさん※1もサイゼリヤに行きました。6人で行ってコーヒーゼリーを3つとスパゲティを3つとピザ一つとチーズ二つを頼みました。 みんな驚いたことに、ご飯の前にアイスクリームののったコーヒーゼリーを食べていました。私がお母さんだったら「ご飯食べてからお菓子食べなさい」というところです。 「ぷーちゃんどうしてる」※2と誰かが聞きました。「太ってるよ」と加奈ちゃんが言いました。「でも足だけ細いから変やねん」と加奈ちゃんが言いました。 「だるまに割り箸刺したみたいになってんねん」とあーちゃんが言いました。「あんたうまいこと言うなあ」と加奈ちゃんがいいました。「りんご飴にも似てる」とあーちゃんが付け加えました。 稽古場に戻るともう通し※3が始まりそうです。あわててキムチさんに着物を着せてもらいました。 鈴さんや谷本さん、途中から大西さんが来ました。大西さんはえらいので少しの遅刻は許されるのです。 とにかく物を食べるシーンが汚ちゃないです。でも口の端からおうどんを出しながら喋ったり、りんごをくわえながらセリフを言ったりしてみんながんばっていました。ダンスのシーンで雁さんが加奈ちゃんの耳元※4で「ふっふっふっ」と言ったそうでずるずるになりました。 森田君は車掌さんの時はとんでもない所から声を出して嬉しそうです。皆不覚にも笑ってしまいます。ねずみの歌のシーンなどには九谷さんが生徒会長魂を発揮してリードします。 「森田君が隣※5やもんな」と誰かが言いました。私は「森田君は剣道部の主将やってんで」と森田君の肩を持ちました。すると「大人になってから変わったんかな」と皆が言うので「主将じゃんけんで決めたかもしれないな」とあたしも不安になりました。こずえさんがきっかけ※6とか説明をしている時に森田君が「大丈夫かな オレ」と言っているのを思い出したからです。 今日あたしは飲み会には行かず帰ってきたのですが、スタッフさんと受付隊の方々も来て下さっているので楽しいコトブキになることと思います。 |
お稽古は順調に進んでいます。セリフもすごく入ってきています。ですが、くじらのアキレス腱はやはり年齢とダンスのセンスです。今回もダンスでは苦戦しています。 「音楽にのって体を揺らせる」だけなのでダンス以前の問題かも知れません。加奈ちゃんがしっかりしているので雁さんにレクチャーします。 「こうして こうして こうして こうしたら ほら自然に回れるやろ」と加奈ちゃんが言います。 「オレ、でもなんか引っ張られてる感じする」と雁さんが言います。 「もぉ こんなんできひんかったらうちが、なんか 雁さん介護してるみたいになってるやんか」と加奈ちゃんがいいます。 「二人で踊ってたら、やっぱり」「どうみても、生臭坊主※1と悪いホステスやな」と たぶん真ちゃんが言ったと思います。 P.S. 7月に「山の声」を東京で土屋さん(渡辺えりさんのご主人)が上演して下さったのですが、土屋さんと一緒にやった若い役者さんがものすごいイケメンだったそうなので川田さんがキャーキャー騒いでました。 何回も何回も、こずえさんと春生君が来てくださって有難うございますって紹介されてて、とても二人が恥ずかしそうだった※2と川田さんが言ってました。土屋さんと渡辺さんはメチャメチャいい人なんだそうです。 |
今回は海老さんがいないけい古ですが、海老さんがいないとは大変なことです。しんちゃんが海老さんになったり、エビちゃんが海老さんになったり※1しました。
わたしは、おぐりんがしっかりさん※2なのを知っているので、台所はどっちと聞きましたが、舞台の上下が逆だったみたいで、客席から見たり、舞台考えたりみんなでこんらんしました。上下※3がわからないとは、中高年劇団にはあってはならないことです。 照明のすずさんが見に来てくださって、「皆、上手くなった。演技に厚みが出てきた」ってゆってくれてすごくうれしかったと、マリンちゃんがいいました。 帰りはことぶきにいきました。先についたので、お母さんに「多分7〜8人くらいくると思う」ってお話していると「これな、おしぼりな、さいせいやけど 手エでもふいて」と出してくれます。 見るとカウンターの上に25pくらいの高さでズラーっとおしぼりがならんでいます。使用済みのそれらを一枚一枚ゆすいで、たたみ直しておしぼりを再生しているらしいのです。なんというかっき的な、究極のエコでしょうか!! この営業努力の成果で、ほとんどのみ放題1000円以下というきせきの値段のみすけたちのパラダイスになっているのです。おまけに帰りしなには、おかあさんが、「子どもやな」と思う若者に「コーヒーでも買い」といって小銭のキックバックがあります。本日もことぶき代大人1000円均一でした。 P.S. すずさんが、照明のおはなしをしてくれました。 大竹野さんの要求はいつもめちゃめちゃだったそうです。まず、照明をつくってみないとかわからないとかいうし、最初の絵がないし、ええっと思うところで「なんでこの役者の顔が見えへんねん」とか急にいうから いつもむちゃぶり用の照明を2つ予備においておいたそうです。 サラサーテも照明が重く、きっかけが多すぎて最後まで反対だったそうです それにお手伝いを頼んだ照明のスタッフの人たちが毎回大爆笑するので、大竹野さんのお芝居のときにはいつも、同じ人たちを呼ぶんだそうです。 また、照明にあたる側にも、深いものがあり、ものすごく小さいピンスピットにでもタケちゃんと風ちゃん※4はぴったり顔をはめてくる名人で、雁さんと川田さんは立ち位置を間違えることがないので大丈夫で、海老さんはきれーに入れたためしがないので、海老さんの照明はあまりしぼれないそうです。 しかもすずさんがいうには、どうも海老さんはちゃんと照明に入ってると思い込んでいるらしいです。 海老さんにはないしょです。 |
実はこのお芝居一人だけ勝手にセリフを作って勝手に遊んでも良い役者さんがいるのです。それは、以前大竹野さんの役ですが、今回はがんさんです。大竹野さんは自分の作品なのに自分でこわしにかかる人だったので、前のサラサーテで川田さんなどは、笑いをこらえるのに必死だったそうです。
雁さんはつつしみ深い人なので、自作自演で歌われたあとなど、あながあったら入りたい感じをただよわせていますが、皆、内心、がんさんのアドリブが楽しみでたまらないのです、がんさん、たくわん※1にこりずにいろいろなもので笑わせて、皆のお芝居をつぶしにかかってください。 まりんちゃんはおねつを出して、今日はお休みです。たっくんもおねつを出しているそうです。ちびっこは、夏かぜに気をつけてください。そして、おとなたちがこわした蓄音器や、お人形を治してくれているつばさくん、ありがとうございました。こわれたおとなたちも、ぜひ治してほしいものです。 今日、ことぶき出勤をしたのは、九谷さんとおぐりんとハルオとトシユキとこずえさんとあたしです。おぐりんは、あたしのお芝居は「ぬれおかき」のようだとたたえてくれました。「りっぱなぬれおかき」になるようがんばります。 話題は、好きな女優さんや俳優さんなどコンパみたいな話もありましたが、教科書に載っている○○という作家が、男前だったなどと優等生の九谷くんはいいます。教科書の人物画にはひげやめがねやパンチパーマなどをすぐに書き加えてしまい、授業を聞いていなかったわたしとぜんぜんちがうなと思いました。大竹野さんのママレモン事件や、ちょうちょおっかけ事件※2などが話題になりました。 どーして大竹野さんは、自分の作品をこわしにかかるのでしょうか?役者を笑かすことに生命をかけていた大竹野さんを尊敬しています。大竹野さんのいちびりぶりにかんぱいです。 ちなみに今日のことぶきのおしぼりは、さいせいのほうでした。おばちゃんは、駐車場代をカンパしてくれました 安い。安すぎる。はるおくんがぽつりと「原価わってるんちゃうか」と言っていました。九谷さんとこずえさんが店を出てからダッシュしていくのでたずねると「おとも※3を買いに行く」と言ってました。「おとも」とは、もちろんさんざんさっきまでのんでいたおさけのことです。 本日のことぶき代 1000えんひく駐車場代 P.S 今日は、がんさんが一所懸命逆立ちをしていました。途中でやりすぎたら、けがするからやめとこうといってましたが もし、逆立ちという奥の手をだすのなら公演の最終日にお願いいたします。 |
今日は飯炊き番長の後藤です。なぜかというと、昨日影番美保ちゃんにもらった原稿を大事なものが全部はいったかばんごとことぶきに忘れてきてしまったのです。出来上がった酔っ払いです。 ごめんなさい。ごめんなさい。日本は酔っ払いに鷹揚なお国柄だと言われておりますが、この手の失敗を私は時々やらかします。 人のボーナスを預かって、やはりカバンごと終電に置き忘れて帰ったこともあります。その時はやさしいお姉さんが拾ってくださって事なきを得ましたが。 で、今回影番が書いてくれたのは、いつもの楽しい事件プラス昨日の土曜日(8月21日)の毎日新聞の夕刊に、今回のくじらの情報記事が載っていることをお知らせしているのです。せめてそれだけでも宣伝しておきます。 毎日新聞を取っている方は是非昨日の夕刊をもう一度探してみてください。たぶん、大竹野の顔写真とともに公演情報が載っているはずです。 明日までには本当の番長日記をUPいたします。サルより深く反省してます。 |
今日は雁さんと栗ちゃんがお休みでした。栗ちゃんはお熱を出したそうです。でも本番前にはいつもお熱を出してお休みするので、栗ちゃんの場合は、皆なぜか年中行事のようにホッとしているみたいでした。 そういえば、誰かが栗山さんには「ボリュームの調節ネジがついていない」と大西さんが言っていたと言ってたのを思い出しました。がんばり過ぎが原因でしょうか。 海老さんと、しんちゃんのシーンからお稽古が始まりましたが、海老さんが立ち上がる時にふらっとしたのを、かなちゃんは見逃しませんでした。「どーしたん、海老さん足つったん」と言われて、海老さんは「ちょっとこむらがえり」と言ってました。 疲れが出てきたらしくりんごのかわりに使ってるボール※1を落としたり、間違えた事の無いとこで間違えたり、「大変だな主役って」と思いました。 今日はオットー高岡さんが当日パンフ※2を持ってきて下さって、流星倶楽部の中川くんがサンドイッチをいっぱい持ってきてくれたり、池ちゃんが遊びに来たりしてくれたのであがってしまったのでしょうか? 当日パンフは、なんとカラーで顔のレイアウトがそれぞれの顔と相まっておかしく、新喜劇のポスターみたいやなと話題になりました。 シャンパンを吹き出すシーンでは、お水が入ってないのになぜか液体(唾)が飛ぶので、小寿枝さんが直撃されて可哀想でした。 途中で小寿枝さんに電話がかかってきて、今回のお芝居の事を、土曜日の毎日新聞に載せてもらえるそうです。※3 P.S 今日もコトブキに行ける人は行きました。もちろん自称「お酒のゴミ箱」※4の九谷さんも行ったと思います。彼はケータイにアラームをセットしておいて、電車の時間を考えつつもアラームが鳴ってから最低2杯は呑んで帰ります。 |
残暑厳しき折、猫も溶け三重に捻じれる今日この頃皆様にはいかがお過ごしでしょうか。ついに昨日、くじら家族は精華小にお引越し※1をしました。 土日は箱の工作※2やらが忙しく夏休みの宿題をお父さんが手伝っているように見える人、職人の雰囲気をかもし出している人、「当日さえもったらええやん」と取り組む人、まったく他人任せにする人、エッチな独り言を言いながら作る人、いろんな人がいました。 日曜日の夜は通し稽古をしました。カメラマンさんや、ビデオマンさんや、イシダハカセや、お手伝い隊の人※3やら、オットーさんや、鈴美さんが来てくださいました。 前日の土曜日飲みに行った人※4たちが、ことぶきの二階に機材一式忘れてきたので、取りに行ったら「バルサン中」とかで誰もいなくてどーしようという事でしたが、幸いおばちゃん※5に間一髪電話が通じ、無事通し稽古の直前にバルサンされた機材たちが戻ってきました。 この日はお人形さんが落ちたり※6、藤井さんという人が、着物を着たままスライディングをしたりしてきっとお客さんが「大丈夫か?くじら企画」と思ったと思います。ちなみに藤井さんというどんくさい人は、手の骨にひび※7が入ってしまいました。ちなみに怪我の程度はお人形さんよりだいぶ良いみたいです。 |
日曜日の仕込みの日に休んだあたし※1は、すっかりきれいにできている劇場に感激しました。舞監(舞台監督)の谷本さんや、このたび舞監補に任命されたハルオくんや、スタッフの人たち、受付のお嬢さん方がきびきび働いておりました。 楽屋には所狭しとハコ※2が置かれ子供たちが、大人の宿題を※3させられていました。加奈ちゃんが、シューアイスをたくさんたくさん持ってきて皆に大盤振る舞いをしてくれました。 真ちゃんが、「ワダカルシウム」を持ってきてくれました。あたしが、お笑いの人やったら、「ホレてしまうやろー」というシチュエーションでした。これできっと骨もくっつきます。※4真ちゃん有難う。 今日は場当たり※5の日であったにも関わらず、着物を忘れていってごめんなさい。 スタッフさんにも迷惑をかけてしまいました。(マリンちゃん着物貸してくれて有難う。) 後から仕事を終えて、駆けつけてくれたモリタくん、衣装を忘れてくれて有難う。なんとなく一人じゃないって心強いものです。 帰る時雨がザァザァ降っていました。ドアを開けるとネコが二匹テントで雨宿りをしようとしていました。皆に「雨降ってるよ。」「結構振ってるよ」と言いに行ってもう一度ドアを開けるとネコたちはいませんでした。飲みに行かない組みは足早で、駅へと向かいました。 |
今日は栗ちゃん以外全員集合しました。栗ちゃん大丈夫ですか。※1千佳代先輩と、あーちゃんがビックカメラの百均にお使いに行ってくれました。でも行く前にあーちゃんが「ビッグカメラいややな」というから「変なおじさんでもいるの?」と聞いたらなんとお化けが出る、というのです。
昔有名なホテル※2の火事があったとこの跡地らしく、プランタンという建物があった頃には劇場にいっぱい幽霊がいてて、加奈ちゃんは「よー入らんかった」らしいです。いまでも、ビッグカメラにでるんだそーです。ここ精華にもでるらしいんで、気をつけたいです。男子の人は、なんかとってもやらしいHな話をしているみたいでした。 お稽古が始まりましたが、やっぱりモリタ君は天才です。舞台から去るときに暗幕に突っ込みそうになり寸前で体をかわし無事に袖に入ると見せかけて、何か固そうな物にぶつかって、大きな音を出して皆を和ませてくれます。 皆が黒い服を着るシーンがあるのですが、今日は衣装を着けなくていいのに真ちゃんが、黒いコートを羽織っていて、短いズボンだったからコートの下から生足が出て、靴下に靴といういでたちだったので、コートをばっと広げるタイプの変態の人みたいで笑いそーになりましたがこらえました。 小学生の頃は、包帯をしているとヒーローみたいに扱われたものですが、中高年のあたしが、ギプスをしていると皆とっても痛々しそうにやさしく接してくれます。骨粗鬆症なのでしょうか。ちょっと照れました。 その後、懲りずに呑みに行く人は赤垣屋で集合です。 |
怒涛の一週間小屋入りしてから、やっと一夜が終わりました。「くじら企画」で「立見?」なんて奇跡もおこりながら、大竹野さん自身もびっくりしているのではないでしょうか? ツカモトさんなどは初めて今回サラサーテの盤を見たとき、「重い」「大竹野さん、その辺にいてはんねんから、あんまり死んだ思わんと、重い芝居せんとき。※1皆、うまくなりすぎておもしろくない。森田くんぐらいはカンでほしい。」といいました。 わたしが、怪我したせいで、重いビールびんはみんなこずえさんが運ぶことに変え、加奈ちゃんがこんにゃくを動かないように、※2針金でしばるこんにゃく職人になってくれました。たっくんは、いっぱいDVDを売ってくれました。受付、客入れも、魔人ハンターミツルギさんや、ババロワーズのみっちさんなど、おそれおおい人が手伝ってくださいました。 九谷さんは、のどを痛めたくりちゃんのことを「のうみそ筋肉、ガラスの声帯」とかわいがっていました。アップ※3しながら話を聞いていると、テレビに出たことがある人が多いのでびっくりしました。「プロの人たちとやってたんや、あたし。」とあらためてびっくりしました。 「海のホタル」の上映会を見に来てくれた川田さんの高校時代のせんぱいは、あまりの恐さ※4にメールがこなくなり「友達なくした」と肩を落としていました。 今回はスタッフのみなさんが万全だったので、受付のプロ、炊き出しのプロ、着付けのプロ、とてもらっきいでした。 あたしのダーリン役の真ちゃんは、毎日なぜか551の肉まんを買ってくれます。初日はワダカルシュームも買ってくれました。本当にやさしいダーリンです。おしばいでダーリンがやさしいときは、加奈ちゃんのあたりがきついらしく、最終日はとってもこわくなっていたそうです。「加奈ちゃん、これしばいやから」※5 舞台監督さんも「みなさん、お歳ですので想像以上に疲れていらっしゃると思うので、けっして、けっして無理せずに。」といっていました。 「ご安全に」とこずえさんが声を掛け、初日を迎えました。 大西さんのところか、すずさんのところか※6まよったあげく、大竹野さんの写真は、すずさんの卓の上におかれてました。どんなことがあっても女の子が好きな大竹野さんの遺志をついだのでした。 |
今日はたくさんの人がことぶきの2階に集まりました。大西さんはこられませんでしたが、決しててんぐになっているわけではなく、浪速グランドロマンでお仕事です。
加奈ちゃんは髪を切ってかっこよくなっていました。九谷さんや雁さんや海老さんや栗ちゃんや真ちゃんや池ちゃんやこずえさん、マリンちゃんなどは密会のメンバーなので稽古終わりに合流です。谷本さんやすずさんも来てくださって、さっそく献杯をしました。 なっなっなんと今回の公演は、黒字※1だったらしく、金一封をもらって喜んでいる人もいました。「密会」は、小屋が狭いのでひょっとすると公演回数がふえるかもしれません。時間指定※2がとても大事なんだそうです。 ツカモトさんが来て、賛助会員※3がまだたくさん集まっていないので、がんばって宣伝してくださいと言っていました。60万円くらい集まらないとちゃんとした冊子にならないそうです。 しんちゃんの奥さんは、芝居の当日受付でつばさくんをみつけ、「ええ子おるやん」※4といっていたそうです。むかしの真ちゃんのおもかげがあるのでしょうか。 海老さんの奥さんはお芝居の感想で、「どうして私のあつかいが後妻のフサコさんと一緒なん?」※5と聞かれて困ったみたいでした。 九谷君稽古場での活躍※5ありがとうございました。 「稽古場の間尺は舞台の長さではありませんわ。九谷君のするべきことは、すべて九谷君の身長の中に収まっていたんです。だから、出演者のみなさんは、稽古場で何もこまることはなかったのですよ。」 九谷君、また、稽古場のあちらこちらでねころんであげて、皆に一間の長さを教えてあげてください。 本日のことぶき。なんと0円 黒字ってステキ おしぼりは再生 呑み放題也 |