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ウイングフィールド再演大博覧会

「 サヨナフ 」
―― ピストル連続射殺魔 ノリオの青春  ――


◆お話 ◆舞台写真を見る

「上演時配布パンフレット」より

本日はご来場いただきまして誠に有難うございます。

ウイングフィールド様のご好意に拠りまして、昨年に続いて「再演大博覧会」に参加させて頂きました。 「サヨナフ」は、ここウイングフィールドで、二年半前に上演致したものです。

昭和四十三年の秋、東京、京都、函館、名古屋と、日本各地で次々とピストルでの行きずり殺人を犯した永山則夫は、獄中で「無知の涙」「捨て子ごっこ」「木橋」等の日記や小説を著し、彼を支援する人々と共に、資本主義を告発する運動を展開するなど活発に活動をしていましたが、神戸の少年Aの事件が明るみに出た年、少年犯罪の見せしめであるかのように突然死刑を執行されました。

直情径行な彼の言動を私は決して好きではありませんが、しかし「昭和」という時代に翻弄された無知な少年の生涯には、ハリボテの先進国「日本」の矛盾を照射する何物かがあるように思われます。

切なく、寂しかった彼の青春時代は、今も形を変え、私たちの世界のあちこちにうめき声をあげているのだと思います。

大竹野正典

◆ 比較キャスト表 ◆

登場人物初 演 (2002年)再 演 (2005年)
 ナガヤマノリオ風太郎
 少年ノリオ川田陽子
 サトウ(タクシー運転手)石川真士飯島和敏
 サガワ(タクシー運転手)森田太司石川真士
 ムラタ(ガードマン)栗山 勲
 ツルミ(夜警)はんまけんえび
 ノリオの姉藤井美保
 ノリオの母後藤小寿枝

◆ 比較スタッフ表 ◆

◆◆◆◆初 演 (1993年)再 演 (2004年)
 舞台監督武川康治谷本 誠
 舞台美術武川康治
 照  明林 鈴美
 音響効果大西 博樹
 宣伝美術高岡 孝充
 制  作くじら企画番長会議