増す拍動

追いつかぬ呼吸

もう後戻りは出来ぬと響く







山本の胸を這う傷に触れてしまえば

傷も無く痛む己の胸の理由は きっと白日となるのだ




















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15枚目です。
つかの間の安息を静かに共有する二人…です。

山本にとって10年間変わらない態度で自分に接する獄寺は
きっと拠り所になるんではないかと。