*異物挿入、猫耳、パラレルな白蘭×武です。
しかも武の性格は、お話の設定上全く原型を留めてません…(すみません)
特殊な嗜好を含んでますので、苦手だと思われた方はすぐ回れ右でお願いいたします!
大丈夫な方はスクロールどうぞ。



























 猫を拾った。

 いや、正確に言えば猫の耳を持ってはいるが、姿形は、いわゆる一般の少年と言われるソレだ。その猫の耳は、短く切られた黒髪の隙間から存在を主張している。

 何故か一糸纏わぬ姿の少年のような猫には、よくよく見ると猫の耳のみならず尻尾も生えているらしい。赤い首輪が嵌められている所を見ると、何処かで飼われていたのだろうか。

 珍しいものを見つけたので、暫く観察するように眺めているとその尻尾が時折ふるふると震えるように揺れている事に気が付いた。

 綺麗に引き締まった双丘の間から生えている、その黒く長い尻尾。
 尻尾ってお尻の間から生えるようなものだったかなと、幾許かの疑問を頭の隅に抱えながら、その動きに興味を惹かれた俺は、誘われるように長い尻尾に手を伸ばす。

 「あ…っ!」

 尻尾に触れると同時に、今まで一言も発しなかった目の前の獣が小さく啼いた。
 ちょっと驚いたけど、思いのほか可愛らしい啼き声だったので、もう少し聴いてみたいなぁと、今度は尻尾を少し強めに引っ張ってみた。

 「…ぅ…あぁっ……!!」

 「わっ!!!!」

 獣の啼き声というか、愉悦の混じった嬌声のような叫びと、尻尾を思わず引っこ抜いてしまった俺の素っ頓狂な悲鳴が上がったのは、ほぼ同時だった。
 ずるりと引きずり出されたそれは、見えている部分は猫の尻尾なのだけれど、お尻から生えていると思われていたその根元の部分は、ぬらぬらと粘液で濡れそぼっている。
 改めて手にした尻尾の根元を覗くと、男なら誰でも見覚えのあるだろう形で、低い振動音を伴い黒光りしている。たまにうねるような動きも加わったそれは、間違いなく、性的快楽もしくは嗜虐を与える目的で作られた淫猥な玩具だった。

 尻尾の抜けた場所を、きゅっと盛り上がった張りのある双方の肉を両手で押し退けながら探る。拡げるようにして探ったものだから、先ほどまでその玩具を咥え込んでいたと思われる、薄く赤く色づいた小さな窄まりは、まるであの玩具をもう一度飲み込んでしまいたいというかのように貪欲に口を開いた。

 その時不意に、自分の中心の熱が薄い布を破らんばかりに押し上げている事に気が付いた。
 片手に玩具を持ったまま、ベルトを外しそろそろとズボンのジッパーを降ろす。少し楽になった其処は、薄く纏わる下着を押し上げ、わずかばかりの染みを作っていた。
 今度は勢い良く、自分の下着に手を掛け引き摺り下ろす。ぶるっと勢い良く飛び出したそれは、もっと熱い熱を纏いたいと、目の前の獲物の口に狙いを定めた。

 「お口…開けてごらん?えーと…名前…は?」

 優しく宥めすかすように目の前の獣に声を掛けると、思いのほかすんなりと口を開いた。

 「…武…」

 赤く温かい口腔内に、ゆっくりと己の欲望を沈める。

 「そう…武チャンっていうんだ…いい子だね?」

 するりと巻き付いてきた、ざらりとした舌の感触に熱い筈なのに鳥肌が立った。
 その熱に浮かされ、緩やかに腰を揺らしながら手にしていた玩具を先ほどまで武と名乗った少年(獣?)が飲み込んでいた場所に宛がい、一気に捻じ込む。慣らされていた所為なのか、思ったよりはスンナリとそれを飲み込ませることが出来た。
 その瞬間、くぐもった嬌声が、武の口腔を犯していた己の中心に振動となって伝わる。そのえもいわれぬ快楽に、歯止めを失った欲望は溢れる場所を探して一気に駆け上る。

 「くっ…あっ…」

 出すよと言う間もなく、あっけなくそれは武の口中に注ぎ込まれた。

 「んっ…!!」

 「ごめん!大丈夫?武チャン」

 咽る武の身体を優しく撫でながら、その滑らかな背中の感触に再び熱が溜まるのを感じた。

 「だい…じょうぶ…です」

 まだ粘液が喉に引っかかっている所為か、それともそれが本来の武の喋り方なのか判らないけれど発する言葉は、たどたどしい。

 「もっと色んな武チャンが見たいな」

 そう言いながら、ニッコリと武に笑って見せると、武も少し笑みを返してくれた気がした。
 よし、絶対に拾って帰る連れて帰るんだと決意を新たにした己の脳内に、生真面目で神経質な同居人の、お腹を押さえながら困り果てる顔が浮かんだ。

 「あー…正チャンに怒られるだろうなー…でも…」

 と視線を武の上から下へと滑らせる。
 武の身体の中心のそれは、可哀想なぐらい張り詰め、まだ一度も解放させて貰っていない所為で見るからにしんどそうだ。

 「まだ、武チャンをちゃんと気持ちよくさせてないもんね。流石にここで最後までってムードに欠けるよねぇ。よし、きっと正チャンも判ってくれる!絶対納得させるから安心してね!」

 そう、何が安心なのか判らない事をまくし立てながら、先ほど脱ぎ捨てたズボンから携帯を取り出し、正ちゃんと思われる人物に電話を掛けた。

 「あ、もしもし正チャン?オレオレ、白蘭だけどーーー」

 「面白いもの拾ったんだ〜!飼ってもいいでしょ?ううん、大丈夫!最期まで責任持って俺だけで世話するから…ねっ!もう名前もあるんだ!武チャンっていうんだけど、ねっ!」

 「だから……飼ってもいーでしょ?」



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愛玩用猫型ロボ?武ちゃん(笑)
そんな武チャンを拾った白蘭さんな白×武。

拍手お礼で猫耳尻尾首輪裸体(笑)な武絵と共に置いてました。
絵の方は、あまりに変なのでサイトの方にUPはしません。見てしまった方には、お礼というよりかえって申し訳ない事に…。

いきなりこんな方向性なおはなし、ドン引きされてないか心配です(笑)
パラレルな上に異物挿入に猫耳……しかも武の性格が原型をとどめてない…。
あー、何かしらの改造(?)で記憶をなくしてしまってるとかそんな感じで。
設定も意味不明で文章も下手くそでしたがここまで読んで下さってありがとうございました!!!