ウェブサイト制作を長いことやっていると実に多くのスタイルシートを書いてきたなとしみじみ思う。昔使っていたパソコンや外付けハードディスクの片隅に置き去りにされ忘れられた数々のスタイルシート達。彼らは今でも持ち主の帰りを待ち続けているのかもしれない。今回はそんなスタイルシート群を回収できる限りかき集めて実際に使ってみようという試みである。尚、書いた本人ですらよく覚えていないものも多く掲載順については順不同であることを了承頂きたい。
個別にサンプルページを用意しようかとも思ったが、やはりスタイルシートの利点を活かすべきだと思いこの文書のみに代替スタイルとして個別にしておくことにした。該当段落をお読みの際は見出しと同じ名称の代替スタイルを選択していただければより意味が伝わるかと思う。ちなみに当然のことながら代替スタイルを選択できないウェブブラウザではま~ったく意味の伝わらない文書となっているのでご注意を。何に注意するのかは謎だが。
ファイル名から推測するにバロックスタイル、なのだろう。以前『バロック』というサイトをやっていた際に書いたものと思われるがまったく記憶にない。やたら無駄に広いマージンや本文の文字サイズの小ささは何を目的としたのかよくわからない。.skipnaviの指定が俺の黒歴史を否応なく思い出させ涙を誘う。結局見た目的にはかなりシンプルなものとなっており、他のスタイルと組み合わせて使うものだったのだろうかという疑問が残る。
まあ見たところパープルのparであるらしい。正直、書いた記憶も使った記憶も無いんだが。色彩センスを疑う可読性の低いこの配色は如何なものかと。baroque.css同様にbody要素にかなり大きなマージンを指定してあり、携帯電話等のディスプレイの小さな端末では多分恐ろしく縦に長い画面になっているのではないだろうか。
baroque.cssの作りかけ的なものなのだろう。なんとも面白みのないスタイルだ。面白さが必要なのかどうかは謎だが。
SHAKE-HIP.comという無料ウェブスペースを提供するサービスを作るサービスのシステムで作られたサイト用のスタイル。糞餓鬼丸出しでスタイルシートの中に以下のようなコメントが書いてあった。
書いた人:l-_-l
更新日:平成13年4月30日 正午くらい
感想:WinのIEも以外とヘボい部分があるな。
今(平成22年11月)なので9年近く前になるわけだが、まあ何とも偉そうな文章だ。これが若さか……。そして偉そうな割にダサいスタイルの見本のようなデザインなのが激しく虚しい。先に紹介したスタイルよりもやや狭まったマージンと文字の大きさがまともなのが唯一の救いかもしれない。
後期の「バロックスタイル」。本来はそれなりに見栄えのする、俺の代表作というか自信作でもあったのだがdiv要素やclassなどに依存したものである為にご覧の有様だよ。笑っていいと思う。後にライブドアでTexTsiTeを公開するのだが、ここでこのB-style.cssを元に汎用性のあるアレンジを施したld.cssを書いたので合わせて掲載しておくことにする。比較的最近――と言っても数年前――に書いたものなので上記のスタイル群と比較するとそれなりにお見せできるレヴェルではあると思うが、まあ野暮ったい出来だ。
多分、B-style.cssの流れにあるスタイルであることは間違いない。どっちが新しいかわからないが、どっちでもいいしどうでもいい。汎用性の無い糞シートなのは同様。
ちょっと記憶にない。MSIEのフィルタスタイルでテキストシャドウを使っていたりと馬鹿っぽいのだがbodyのマージンをゼロにしているあたり汎用性を持たせようなどという気はさらさらなかったことが伺える。そのMSIEで閲覧すると長いH1要素の可読性が完全に失われている始末。無様としか言いようがない。
確かMSIE専用スタイルとして書いたもの。独自拡張の文字の回転か何かを使い現在のAAAのような左上のW3C風ナビゲーションを再現していた。オーバーフローを使って当時のMSIEでは実装されていなかったposition:fixを擬似的に再現していたと思う。当然、他のUAではスクロールバーが出ない等の不具合も。ある意味、現在のAAAスタイルのプロトタイプとも言えるかもしれない。とりあえずFirefoxでは間違いなくスクロールバーが出ずに閲覧に支障が出ていると思われるのでPage Up、Page Down、Home、End、↑、↓等を活用して問題を回避するか早急にスタイルを変更していただきたい。
現在も放置サイトUkun websiteにて使用しているもの。見ての通りの有様なので特に言うこと無し。来年は3回位は更新しようかな、わらい。というか自分の名前やらハンドルやらをシート名にするのはいい加減にやめてほしい自分。
何となく記憶はあるんだが。ももいろコミューンに入りたいが為に書いたような気もする。nuが何を指すのか思い出せない。
一体どのあたりがiTunesなのか謎のスタイル。divやclass依存スタイルの悪例。スタイルが適用されたところで良い感じになるとも思えないのだが。とりあえずやりたかったのはcaramel*vanillaのような感じなのだろう。
ほぼデフォルトと見紛う程にシンプルだがjustify等を用いた文字組の美しさへの拘り、id、classを排除した汎用性を意識した出来具合となっている。しかしデザイン性までも排除されており、もはやこのシートを使うまでも無いのではとさえ思える本末転倒的スタイルに成り下がっているのは残念である。故に当時の俺も「zero」という自虐的名称をつけたのだろう。
zero.cssを若干ポップにしたという感じで文字通り「normal」というスタイル。引用先を示すcite属性値等を可視化する等の小さな拘りは感じられる。
ファイル名からして危険臭漂う感じだが要は多重borderを使っているだけで特に真新さも無い。classで指定されたものも気になるので見てみよう。
iMa.cssの亜流か原型か。
青いnu.cssのような感じ。どちらとも画面にカーソルを乗せることで“CSSギミック”などと称しnavi属性を可視状態にするスタイルを使っている。今にして思えば何とも使い難い代物でJavascriptでナビゲーションを動かすのと大差ない愚行極まりないスタイル。本来はli要素あたりがインラインオブジェクト扱いとなってもう少し使い勝手は良かったと思われる。通常はナビゲーションを隠し閲覧領域を可能な限り広げ、必要な際にナビゲーションを呼び出すという現在のGoogleChromeやOperaにも似たコンセプトを4~5年前に実践しようと試みていた点は我乍ら多少は評価しても良いのではないかと思う。
恐らくhydeがソロデビューした際に書いたとしか思えないファイル名が笑いを誘う。書いてる途中なのかこれで完成なのか知らないが、きっと完成した所でこの背景色では長文・長時間の読書に於いて眼をやられること請け合いである。
きっと「いまいち」だったのだろう。
きっと「嫌」だったのだろう。before擬似要素で飾り罫を再現するという現在でも割と多用している手法を用いている。
地味。
哀つん企画で作ったエロスタイル。リキッドで作れというルールを無視してまで敢えて幅固定で作ったのは性交中の女性の裸体をナビゲーションに用いる為という変態的美学によるものであり左右の乳首にprev、nextを、秘部にhomeを使う等実に狂気的なスタイルとなっていた。当然ながら今回はお見せ出来ないので代替スタイルには入れていないのであしからず。
地味。
せめてもの供養として〈navi〉等のclass名を施したul要素div要素を記述しておいた。