FIFTH DAY

有効期間が今日までのブリットレールの使い道となるとせいぜいウインザー城くらいでしょう
ということになり
ロンドンから約1時間のプチ列車の旅です
というのは日曜日のダイヤは平日に比べ激減ですから
日帰りで行ける範囲はとても狭くなってしまうのです
行けたとしても帰って来られない危険性もあるので無理はしないと言うことで・・・
ウインザーへはパディントン駅からとウォータールー駅から行けるので
行きはパディントンから行って
ウォータールーに帰ってくることにしました

パディントン駅
この駅には回転寿司があります
日本と全く同じようなシステムですが
刺身の扱いを見たら食べる気になれません
また中、短距離線が多いのであんまり速そうな列車は見あたらないです
ロンドンの駅はどこもホーム全体が屋根に覆われていて良い感じです
旅に出るぞ〜みたいな雰囲気が・・
それから、改札口はありません
すべて列車内で検札です
ですから駅構内には自由に入れるため入場券は存在しないようです
途中スロー駅で乗り換えて約一時間でウインザー城のある中央駅につきます

列車の窓からお城が見えてきました

この兵隊さんは本来左右に歩きながら警備しているのですが
止まった隙に記念撮影を始めたら終わるまでポーズしてくれてました

お腹が空いて何を食べるかで少しもめましたが
結局一行の一人がシェフと目があったというくだらない理由で
フィッシュ&チップス!のお店に決まりました
私はまだ若いので揚げ物OKですが
年配者には辛い食べ物のようです

トマトのスープと鱈のフィッシュ&チップス
白身魚のフライとフレンチフライポテト、そして味の薄い煮豆です
私は鱈(cod)を食べましたがもう一種鱈の仲間(haddock)もあり
味比べしました
haddockの方が癖が無くて食べやすかったですがどんな魚か見当がつきませんでした
帰りの列車はリバーサイド駅から出発しウォータールー駅に着きます
ウォータールー駅は市内に近いのでそこからは歩いての観光です
巨大な観覧車”ロンドンアイ”を横目に目抜き通りへと急ぎますが
トラファルガー広場ではイベントが行われていてナショナルギャラリーまで
人人人でした
たまには高尚に絵画の鑑賞などを少々
本当に少々でホテルに帰りました
(いいわけ:私はこれで4回は行っているから・・・)
ところで私たちの旅行は日本からけっこう食料を持ち込んでいます
レトルトのご飯、カレー、カップ麺・・・・・
ドッグショーの帰りなどとても遅くなることがあり保険のつもりで持っていくのです
今回一人一部屋になったので私と姪が一部屋に入り
あいた一部屋をダイニング部屋にしたのはすでに書きました
その部屋に7人が集まり湯を沸かしサラダを広げ
果物やケーキなどのデザートまでスーパーで調達し
晩餐会!  と思ったら停電
ホテル自体が古いため電気の容量をオーバーしてしまったようでした
部屋備え付けの湯沸かしポットを3台も同時に使えば仕方がないのかも知れませんが
電気が切れてはカップ麺すら食べられません
これで初日にてダイニングルーム構想はおじゃんです
フロントにお願いしてはまた停電を3回は繰り返しました
それからは各自自室で食べてから集合して次の日の計画を練ったり
テレビ中継されるクラフトドッグショーを皆で鑑賞したりしました

SIXTH DAY

今日は市内観光をすることになっていました
朝早くホテルを出てハイドパークの散歩です

公園内いたるところでリスを見ます
また犬と散歩をする人たちがたくさんいます
ほとんどが純粋種で喧嘩することなく飼い主とつかず離れずしています
バッキンガム宮殿まで1時間半くらい歩いたと思います
私は普段ほとんど歩きませんのでこの旅行中に一年分歩いたような気分です
前日当たりから膝やふくらはぎが悲鳴を上げているのですが
年配の方が頑張って歩いているのにギブアップできません(つら〜)
衛兵の行進は冬の間隔日で
残念ながらこの日はない日でした
とりあえずバッキンガムは見たと言うことで(笑)

その後タクシーで大英博物館に行きました
私は歴史バカですがこの博物館はすごいと思います
まず、入場料がただです
博物館や美術館は入場無料で寄付を募っています
ですから小学生の授業らしき団体がたくさん見学しています
日本では国宝○○展などの入場には千円以上取られちゃいますから
しょっちゅう見学するわけにはいきませんが
イギリスでは画学生が毎日国宝級の絵画を見ることが出来るのです

相変わらずミイラも大人気(猫のミイラ)
同行したミイラ好きによるとエジプトよりも素晴らしいとか・・

市内の日本資本のおみやげ屋さんでこんなものを見つけました

リポビタンです
味はリポビタンを炭酸で割ったような味で、はっきり言ってまずかったです

LAST DAY

今日でイギリスも最後です
ホテルから近いケンジントン宮殿に向かいます
この宮殿はダイアナさんの住まいとして有名です

宮殿としては割とこぢんまりとしています
今はダイアナさんの衣装などを展示する博物館になっていて
豪華な衣装が少しだけ見られます
その後二手に分かれて私たちはハロッズに・・
ハロッズはとても豪華なデパートで
以前は車寄せに止まる車のほとんどが
ベンツ、ロールスロイス、ベントレーでした
今はダイアナさんと一緒に経営者が死んでしまったので
王室御用達もはずされてしまい
観光客向けのおみやげコーナーが充実したデパートになってしまいました
しかし、高級デパートであることは変わりません
寿司バーもあります
そこで外人が箸を使うのを眺めているのも楽しいです
一度、割り箸を割らずにピンセットのように挟もうとしているのを目撃たのはその寿司バーです
ホテルに集合する時間を気にしつつハロッズの喫茶店でジュースを飲みましたが
とても高くてサンドイッチまで手が出ませんでした
それならホテルの近くで中華でもということになり
何件かある中華料理店の中で庶民的な店構えの店に入りました
ランチセット5ポンドです
日本円にして1000円というところで物価の高いイギリスではお安いほうです

ワンタンスープと焼きそばのセットです

この5ポンドのランチがイギリスで食べた中では一番おいしかったです
ということは、やっぱりイギリス料理はおいしくないんですね