インド ベンガルドラを見に行こう 10日間
旅を終えて |
野生のトラが見たい ただそれだけの理由で決めた旅でしたが、 「虎はそう簡単に見れるものじゃないですからね」 最初に問い合わせをした旅行会社のスタッフから言われました。 ケニアのサファリでは、ライオンが見れた、次はシマウマ。キリンもいるよ。 あ、あれはゾウだね、チーターはどこかな?・・・といったように、さほど苦労もせずにいろいろな動物を見ることができます。 それは、まるで遊園地の中をライドに乗って進んでいくようで、楽しいものです。 が、インドのタイガーサファリは違いました。 東京都とほぼ同じくらいの広さの国立公園の中にトラは30頭ほどしかいないのですから、 それはもう宝探しというのがぴったりという感じです。 まさしく忍耐強さが要求されるお宝探しです。 ようやくお宝を見つけたとしても、はるか遠くだったり、すぐに隠れちゃったりというのも少なくありません。 だからこそ、トラに逢えたときの喜びも感激もひとしおなのです。 5日のうち4日はトラに出逢え、滅多に見れない赤ちゃんトラまで見ることができたのは 本当に本当にラッキーでした。 現在、野生のトラは絶滅危機に瀕していて、インドではタイガープロジェクトという保護政策が取られています。 その成果が現れてきて、近年では頭数が増えてきているのだそうです。 どうか、このプロジェクトが成功し、人間の保護がなくてもトラが生存していけるような もとどおりの野生の姿を取り戻して欲しいものだと思います。 ・・・・・ 治安、衛生面、文化・習慣などなどいろいろなことを心配しながら旅立ったインドでした。 でも、結果的にはとても楽しい旅だったと思っています。 最初は、いろいろなことからインド人不信になり、誰も信用できないと思っていましたが、 いい人たちとの出会いもあり、本当に楽しい時間を過ごすことができましたし、 トラだけでなく、インドという国に対しての興味も持つようになりました。 今回はトラがメインの旅でしたが、次はトラだけでなくいろいろなインドを見に行きたいと思っています。 |
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