イタリアあれこれ
イタリアは寒い!

冬のヨーロッパは寒いことはわかってました。でもイタリアは南のほうにあるのだからそんなでもないだろうと思っていたんです。

私たちが行った11月中旬の日本では、まだ長いコートを着ている人をみかけることはありませんでした。(東京で) 私はレザーのコートを着ていったけどそれでもかなり寒い・・。その上から大判のストールを羽織っていました。父は綿のコートだったので(ライナーなし)さぞかし寒かったことでしょう。

この旅には、トラベルポットと日本茶&みそ汁を持っていったのですが、これが正解でした。寒い中を歩いた後、一杯の熱いお茶がほっとさせてくれました。
ホテルに冷蔵庫はあるけれど、中に入っているのはもちろん冷たい飲み物だけ・・・。お湯を頼めばもらえるけれど、いちいち面倒くさいしチップも必要。そんな時に本当に便利です。これ以降、どこに行くにももっていくようになりました。
毎日歩きます

パッケージツアーというのは目的地までバスで移動して、見学の後またバスへ・・・・。というイメージがあった。だからけっこう楽チンな旅行ができると思っていた。ところがヴェネチアには車がない。だから歩く。町自体はそんなに大きくないから歩けるんだけど・・・
フィレンツェも市街地は歩いて回る。もともとさほど大きな町ではないので、ツアーの見学でも歩く。市街への車の乗り入れも規制されているので流しのタクシーなどまずいない。タクシー乗り場に行っても時間帯によっては車がいない。慢性的なタクシー不足らしい。で また歩く。
ウィッツフィやヴァチカン美術館も、ささっと見るだけでも半日はかかるがこれまた歩きっぱなし・・・意外と歩くものです。日本から
「足ひんやりシート」を持っていったのだけどこれが正解でした。イタリアは石畳が多いので結構疲れます。
スリ・かっぱらい

いましたいました。評判どおり!スリ・かっぱらいの面々。この国では市民権を得ているのか堂々とお仕事なさってる。昔ながらのスタイルで新聞紙や、ダンボールを持った子供たち。赤ん坊をだいたお母さん。何年前からこのスタイルでやってるのかな?もう手口はバレバレだと思うんだけど・・。
でも最近では、きれいな身なりをした方々もいるらしいです。こうなると見分けがつきません。
ヴェネチア、フィレンツェ、ローマの順に南に行くに従って、こういう人たちを目にする回数が増えていきました。南の方が危ないのかな?
いずれにせよ、十分注意することが大切です。私はショルダーバックを持っていましたが、必ずバックは肩にかけ、
いつも手を添えて持っていました。車道と反対側の肩にに掛けるようにしたほうが安全ですね。(ポシェットのように斜めがけにしたほうが安全なんでしょうけど、私はあまり好きではないので・・・)
イタリアのピッツア

イタリアのピザといえば、薄くてパリパリのもの。とても大きいのだけど、薄いのでペロリと1枚食べれます。このピザはナイフとフォークを使って切ります。ピザカッターはアメリカのものなのですって。それからタバスコもありません。もし辛いのがほしいときは、唐辛子を漬け込んだオリーブオイルをかけて食べます。やっぱりシンプルなマルゲリータが最高でした。
ホテルがひどい?

イタリア人は伝統のあるもの、古いものが好き。だからイタリアのホテルはどれもずいぶん古い時代に建てられたものばかり。調度品も雰囲気があってとても素敵だし、テラスからの眺めもよかったりするのだけど、実際不便なものもずいぶんあるんです。例えば、エレベーターがものすごく遅い。バスルームの排水溝から水が溢れる。お湯が出ない などなど。これは仕方のないことです。アメリカ式の新しく機能的なホテルはシャワーも内部の設備も快適。でもイタリアでは機能面では少ーしがまんして、趣のあるホテルを楽しんでください
(私たちが泊まった3つのホテルいずれも、お風呂に入ってお湯を流した後は、排水溝から水が漏れました。)

便座がない!

イタリアで何度か見たんだけど、便座がないトイレがあるんです。最初は男性用なのかなとも思ったんですけど、他を探してもトイレはないし、お店の人もここだと言う。中にあるのは便器の本体(?)だけ・・・。この使い方をご存知の方がいらしたら教えてください。
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