アクアラインから九十九里浜へ
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2002年のゴールデンウィーク。
アクアラインを通って、千葉県館山まで行こうと計画を立てました。

平成9年に開通したアクアラインは、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ、高速道路です。
川崎側の約10kmが海底トンネルで、木更津側約5kmが橋となっていて、トンネルから橋にかわるところにサービスエリアの「海ほたる」があります。
これが開通して、東京湾が簡単に縦断できるようになりました。開通当初は通行料が高いということで、だいぶ問題になっていましたが、今は川崎から木更津で3,000円です。
目の前は、360°海が広がっています モニュメント 
夜にはライトアップされるそうです

サービスエリア『海ほたる』は海の上のサービスエリアです。水平線を眺められるとても気持ちの良いところなのですが、海の上ということで風が強い日が多いのです。幸い、今回は風も弱く、海を行き交う船の姿を見ることができました。
また、ここはたくさんのレストランや売店などがあり、食事やショッピングも楽しむことができます。
うみほたるオリジナルグッズや木更津の海産物なども売っていますのでお土産にもいいでしょう。
今日はオヤツに、「いわしバーグ」を買いました。イワシのつみれを焼いたものですが、なかなかGOODでした。
また、SAですので、高速の情報なども知ることができますし、観光案内もあります。

今回は午前10時半くらいに入ったので、待たずに車を止めることができましたが、お昼から午後にかけては、車を止めるだけでかなりの時間を待たなければならないこともあるのでご注意ください。
私の親戚が千葉に住んでいるので、うみほたるを出発する前に電話をしてみることにしました。
館山の情報が何かもらえたら・・と思ったのです。ところが、返ってきた答えは「今の時期はたいしたことない。」
う〜ん、確かに2月のお花畑は有名だけど、その時期はとうに終わっているしなぁ・・・。

そんな訳で、急遽予定変更。
親戚の一家と一緒に、九十九里に焼ハマグリを食べに行くことにしました。
浜茶屋「向島」は焼ハマグリで有名なお店です。
もとは、海水浴客相手の浜茶屋だったのですが、焼ハマグリが有名になり、今では1年を通して大賑わいのお店です。2002年1月に、店を移転、新装開店となったそうです。木更津JCTから館山道、そして千葉東金道路に入り、野呂PAで、親戚と待ち合わせ。
終点の東金で高速をおりて、すぐに九十九里有料道路に乗ります。 九十九里インター下車、サンライズ九十九里前で降り左へ。2分ほど走り豊海海岸につくと看板が出ています。
店の前には大きな駐車場があります。
ちょうどお昼の時間でしたがラッキーなことに、さほど待たずに入ることができました。
ハマグリは1キロ単位でオーダーします。1キロと言っても、殻の部分がほとんどなので、実際に口に入るのはさほどの量ではないのでしょうね。二人で1キロあれば十分だと思います。(1キロで小さなボール1杯分くらい)
この日は、残念なことにハマグリ漁がダメだったようで、養殖物でした。
天然のハマグリはものすごく大きいのですが、養殖のものだと、それよりは小ぶりになってしまいます。
焼き網の上に載せ、待つことしばし・・ハマグリの口が開いたら、特製のたれをちょっとかけて熱々を頂きます。
お醤油のこげる匂いが食欲をそそるのよね〜。貝からでるおつゆをこぼさないように食べるのが至難のワザ!

こういう豪快な料理は、みんなでわいわい言いながら食べるのが最高においしいと思います。
運転手のダンナには申し訳なかったのですが、ビールがぐいぐい進んじゃいました。
手前がサザエ、熱いのでぐにょぐにょ動きます。
ちょっとかわいそう --; でもうまい!
セグロイワシの生干しは、あぶる程度に焼きます。
奥が、口を開けたハマグリ。
本当はもっと写真をとりたかったけど食べるのに一生懸命で・・・
ハマグリの他にも、一夜干のセグロイワシ、活さざえなども焼いて食べれます。
このあたりではイワシ漁が盛んだそうで、活きのよいイワシ料理がとてもおいしいです。
イワシのお刺身は、全然臭みがありません。南蛮漬けも、とてもいいお味でした。シメには、焼おにぎりと、イワシのつみれ汁で、満腹モードです。
私たちが店をでたのは14:00を回っていましたが、店の外にはまだ長蛇の列が・・・。
この店は海のすぐ側。食事が終わって、海に出てみると、たくさんのサーファーたちが波乗りを楽しんでいました。
この楽しい海へのドライブは、都心からだと1時間ほどですが、ゴールデンウィークということもあり、車の渋滞がかなりひどかったです。
また、夏の海水浴シーズンはかなり混み合いますので、覚悟してお出かけくださいね。

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